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2011/10/04(火)
ホウセンカ実を砕きつつ風に立つ
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ホウセンカのことを Touch me not. という。実が熟すとそっと触れても実がはじけるからだ。花言葉は「わたしに触れないで」。ツリフネソウ科の1年草で、原産地はインド、マレー半島、中国である。女の子が紅い花で爪を赤く染めて遊ぶことから爪紅(ツマクレナイ、ツマベニ)の名がある。7〜9月に葉のつけ根に赤、白、ピンク、絞りなどの花を咲かせる。あらたまったところのない庶民的な花であるところがいい。これに反し、庶民的でないのはお役所である。福島第一原発事故を受け、その賠償費用の捻出に向けた検討委員会が電気料金が高すぎると「総括原価方式」の制度見直しをもとめた。原価はこの10年で実際の費用を6千億円上まわっていたと指摘。この制度が原発の拡大を支えてきたという。だが、日本国政府がこれまでに指摘、是正させておかなければならない問題であったのではないか。日本国政府が高い電気料金を払わされてきた日本国の庶民の味方でないことがこの一事でも明らかである。なぜ?官僚も、多くの政治家も庶民のために実をはじきながら働かないのだろう?
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