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2011/10/28(金)
おもだかや今年も田んぼ売らずにすんだ
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信頼・信用は一朝一夕に培えるものではない。失墜は早い。民主党は野田総理誕生で政権発足以来2年で3人目。民主党の政権は国民ではなくて2年前に民主党を選んだ選挙制度で首がつながっている状況だ。だが、野田総理は国民の信頼回復に動こうという気配がない。南スーダンへのPKOで自衛隊500人派遣を決定。もちろん相変わらずの憲法議論なしだ。昨日、ユーロ圏緊急首脳会議が開かれ、ギリシャの国債(債務)を50%減を決定した。日本は欧州危機、円高対応で金融資産等買い取り基金を5兆円積み増して55兆円とする決定をした。そして、11月3日、4日にカンヌ(仏)で開かれるG20で野田総理は消費税増税を10%に引き上げる方針を表明するという。消費税増税の国際公約はまさに国会で審議する前に増税を後戻りできないようにする狙いであろうが品のなさがひどすぎる。やり方があくどすぎる。そもそも円高はドル安が問題なのだ。しかも国際的に投資マネーを規制すべきにも関わらずやろうとしないことが問題なのだ。また税制では巨大企業優遇ありきが問題なのだ。それらを放置しておいて、そのツケを日本の大多数の国民に負わせることこそが問題ではないか。自民党よりも自民党的になった民主党はこれまで国民を騙してきたが、その本質が顕わになったと言うべきなのだろう。おもだかの花言葉は信頼である。まじめな日本国民の現状はあまりにも悲しすぎる。
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