|
2010/12/13(月)
小手先の小細工
|
|
|
旧深柢小学校跡地に川崎病院を誘致せよとの陳情を岡山市議会総務委員会が賛成多数で採択するという愚を犯した。共産党・竹永議員と新風会・和気議員が密集市街地に極端に不足している防災空地として残すようもとめたが、「人命救助」が軽視された。当然彼らは川崎病院に避難所設置をもとめるだろう。市民の批判をかわす手立てとして。しかし、川崎は病院本来の機能として、災害時の人命救助は当然のことであるから、あえて言う必要もないし、市と救助協定を結べばよい話である。環境消防水道委員会では同校跡地を防災の避難場所として確保してほしいという陳情を不採択とした。この一連の動きの影には、現川崎病院事務局に勤務する切れ者の県OB2人の臭いがある。前萩原市長と川崎病院との裏約束実行を直接的にでなく迂回作戦で実行をもとめたものであろう。賛成した岡山市議会議員の動きの背景にもふんぷんたる臭いがある。だが、彼らはいずれ歴史の審判という十字架を背負うことになるだろう。ただし、まともな人であればであるが、こういう人たちは戦犯と同じで自分を許し、甘やかすことは日常茶飯事であろうから。小手先の小細工で策を弄した彼らの行動が大災害で尊い人命が失われないことを願う。しかし、そうはならないだろうと思う。この先は高谷市長の判断となるが、臭い立つ?愚の実行犯とならないことを祈る。
|
|
|