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2010/10/13(水)
鮎もどき保護、増殖
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COP10(国連・生物多様性条約第10回締約国会議)が18日から名古屋市で開催される。失われつつある地球規模の自然や生態系を守り、生物資源の持続的利用をすすめるための新たな国際ルールづくりを目指して。条約の3つの目的は、種の保全、持続利用、利益配分である。 岡山市では、中区の護岸工事でセメントの灰汁による鮎もどき大量死事件を機に行政と保護保全団体との協議が共産党市議団の仲介で始められ、継続されている。鮎もどき保護のための工事マニュアルが作成され、10月から実施された。みなさんのご努力に敬意を表します。さて、今後は増殖させるための施策が中心議論となる。しかし、瀬戸及び賞田などでの産卵場所の確保は難題である。魚道設置や産卵場所確保のための工事費や土地取得費の工面であるが、これが難題である。 日本国政府及び岡山市がCOP10主催国として、その国の自治体としてその責任を果たす気構えとなるかどうかが問われている。
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