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2008/08/04(月)
危機管理
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この間、わたしも住民への状況報告を直接おこなうため、消防局員、ガス会社職員と一緒に公会堂へでかけた。その往復路で都市ガスについての認識を改めさせられた。「今の都市ガスは天然ガスに切り替えたため、一酸化炭素、二酸化炭素中毒はおこさない。しかし、ガスである以上充満すれば酸素濃度が低くなる。ドアを開けて酸素濃度の低いガスを吸い込めば一瞬のうちに意識を失う」「市内には老朽管が多く、とても取替えが間に合わない」などという生命に関わる危険性や都市ガスという市民のライフラインの脆弱性を知ることとなった。万一の地震の際の火災は防止できるのだろうかとふと思った。 ガス管の特定ができてからも破損は1箇所でないからすぐ修理は難しいとのことで非難解除令はだされなかった。ユンボもガス会社が持っていないので業者への連絡がすぐつかなかった。それは無理もないことでした。夜中のことでしたから。現場では懸命の応急措置がとられました。結果、避難解除となり、住民のみなさんに説明し、それぞれの家に帰っていただきました。誰も怪我をしたものもなく、ほっとしました。 応急修理工事は引き続きおこなわれており、隣家は充満したガス抜きにしばらく時間を要しました。応急修理工事はそれでも昼前ぐらいまでかかったようです。ご苦労様でした。
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