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2006/10/10(火)
水汲み
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子どもの頃、辛い仕事の一つが水汲みだった。小学校1年生の頃からやっていた。やらされていた、と言いたいところだが、それはおこがましい気がする。今のぼくの忍耐力の源泉だと思うから、なお、そういう気がする。井戸から水を汲んで、炊事用とお風呂用と両方はしんどかった。でも、「水は貴重品だからあんたにお願いするのよ」という母の言葉にだまされていたという気もする。毎日、毎日ではなかったもののきつかった。だが、井戸に瓜やスイカを冷やしているときなどは、「ラッキー」と思ったものだった。瓜などはパクリだ。鼻の下を手の表でこすって「へへん。遊びに行こっと」とドロン。じゃあ、またね!
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