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2006/10/02(月)
肉の味が腹にしみた!
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卵もおいしかったが、一年に一度あるかなしかのすき焼きの肉の味が腹にしみたよなあ。おいしかったなあ。すき焼きといったって鍋にわずかの肉を入れただけのもの。ただし、野菜たっぷりだったよなあ。なんでも放り込んでたよなあ。すき焼きの日は大変だった。姉とすくない肉の奪い合いのバトルだった。目が近い姉が鍋の上に顔を伏せる。そうすると、箸が入れられない。「どけろよ」というと、「なによ。まちやがれ」とくる。「どけろよ」と頭を手で押すと、ケンカになった。すると、母が、「出て行きなさい!」と二人とも表に放り出された。そして、家のなかでみんなおいしそうに食べている匂いをかぎながら、また外でケンカしてたよなあ。「ケンカしたもの結局食えず」の教訓が60歳を過ぎてもまだいかせない自分がここにいる。
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