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2006/06/20(火)
ありがとう『36』
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J1昇格の立役者であるグラウシオが明日福岡を発つことになった。 福岡の歴代外国人助っ人の中でも印象が強く、一番苦しい時に活躍したのがグラウシオだった。
グラウシオは、昨年エジウソンの代わりに加入した選手だった。 松田前監督が点の獲れるストライカー型のFWの補強を強化部に要求して、強化部が連れて来たのがパサーで2列目のタイプだった。 しかしながら、チームに順応する為に色んなポジションをこなしてくれた。 そして、37試合で18得点という結果も残し、J1昇格の中心的選手だった。
今年は、背番号10番をつけてもよかったが、昨年36番で活躍できて結果を残したという弦を担いで、今年も36番を選んだ。 真面目な性格で練習熱心でもあった。 しかし、ふくらはぎ下の怪我が完治していなかったようで、今年は本来の調子が今ひとつ出ていなかった。
プロの世界は非常に厳しい。出会いもあれば別れもある。サポーターはいつもこういう場面に遭遇する。 グラウシオは、いつもサポーターの気持ちを背負って戦ってくれていた。 俺らサポーターにとっての背番号36は、大きな存在でこれからも心の中に生き続けるだろう。
ありがとう、36番グラウシオ。そしてまた会おう。
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