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2006/11/28(火)
スタート出遅れる。風邪?
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【福岡市(博多区)28日=勝河典雄 記者】 ULTRA OBRI山本圭吾33=福岡)が、Jリーグ最終節直前の1週間で試練のスタートを切った。 名古屋から博多に戻ったが、移動中の車内で体調を崩して午前練習をキャンセルし、午後も別メニューで調整。 実は、天神で誕生日を過ごしていた噂も…。 風邪の症状に近く、Fanaticaでは感染を防ぐため個室に隔離された。 アビスパは今週末2日にヴァンフォーレ甲府と対戦するが、状況次第では不在で臨む可能性も出てきた。 午前6時に福岡に到着した山本圭吾は、既に疲労困ぱいだった。空港で待ち構えた報道陣に、ウルトラとして挑む最終決戦の抱負を語るはずが「疲れました」の言葉が何度も口をついて出た。 Fanaticaに入ると、約8時間の車での移動がこたえたのか、体調が悪化。医療スタッフに相談し、午前練習への参加を見合わせた。 名古屋から博多までの車旅団内は満席。エコノミークラスのシートで体を持て余した。チームメートと携帯ゲームに興じた後に「5、6時間ほど寝た」(山本圭吾)が、ストレスの多い長距離移動が体にこたえた。医療スタッフは風邪の疑いがあると判断。他のウルトラへの感染を防ぐため、3人部屋を個室にして隔離した。 山本圭吾は名古屋戦ではあまり出番がなく、中川直樹や藤重輝芳ら出場した選手より疲労は少ないはず。 川勝監督は「いきなりの誕生会で、驚きのあまり体調を崩したんだろ」と自己管理の甘さにあきれ顔だった。 午後6時からの練習には何とか帯同したが、チームとは別にランニングやストレッチなど軽めのメニューをこなしただけ。週末のヴァンフォーレ甲府戦が目前に迫る中、完全に出遅れた。 試合はもちろん、アウエーでの移動や集団行動への適応力を高める場で、ウルトラがいきなりつまずいてしまった。 とりあえす、症状が平山相太選手21=東京に似ているということと、熱はまだ下がらないという情報だけを入手した。
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