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2005/07/28(木)
日韓戦を前に…
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今週末はいよいよ湘南戦だね。中断で気が緩んでいるんで、気持ちを切り替えていくしかないね。
また、日本代表も久々に東アジア選手権で宿敵韓国と公式戦を行なう。 国内組とは言え、絶対に負けられない戦いだね。
今回J2のスケジュールも厳しいし、正直韓国遠征は見送る予定だった。しかも、先週も韓国に行ってきたばかりだしね…。 でも、韓国との公式戦となると、居ても立ってもいられないんだよね。しかも韓国のホームだし…。 そして、俺が一番気掛かりなのが、政治的に日本と韓国が微妙な関係だということ。 先日、釜山や蔚山に行って感じたことだけど、竹島問題や靖国参拝、教科書問題などのデリケートな問題で、日本人に対する応対も微妙に変化してきた気がする。 特にナショナリズムの強い韓国は、平気でスポーツに政治を持ち込んでくる。 前回、アジアクラブ選手権で日本のクラブが『ようこそ、戦犯国のみなさん』と書かれた幕を韓国のクラブに出されたり、代表戦で選手が『独島(竹島)は、韓国の領土』と書いてユニフォームの下に着たりして、非常に気分悪い。 まあ、一部の韓国人の行為だと思うが、俺自身もナショナリズムが強いだけに、許せることと許せないことがある。 せっかく、韓国人と交流を深めても、こういう根深いことをクリアーしていかなければ、本当の日韓友好とは言えない。特に最近は中国の方がひどいんだけど、その話は次回にでもしたいと思う。 俺ら日本人も、歴史教育は受けてきたわけであるし、過去の日本人がやった出来事を正当化する気はさらさらないが、スポーツを利用することはサッカーファンとして許せない。
今回の日韓戦は、いろんな騒音の中でやらなければならないかもしれない中で、自分が韓国へ行く意味を考えたい。 俺にとっての日韓戦は非常に大事な試合だが、今回は違う意味でも負けられない試合である。 親善試合ではないんで、海外組がいなくても負けは許されない。 本当は、国内組の選手の中で誰が来年のドイツで使えるかのテストなんだけどね…(笑)。
今日の写真は、左は釜山のヘーウンデ。 写真右は、釜山アイパークのウルトラたち。左からミンスとデジュン。彼らとはいつも本音で語りあう。非常に純粋な心を持った韓国人である。
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