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2005/12/09(金)
ありがとう…太田恵介
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11月30日の夜、携帯に一本の電話がなった。 知らない番号だったんだけど電話に出てみると、「アビスパ福岡の太田です」と言ってきた。 電話の主は太田からだった…。 実はこの日に正式に戦力外通告のリリースをしていた。 太田が「4年間でしたけど大変お世話になりました。ほんとお役に立てなくてすいません…」と言ってきた。 俺は言葉に詰まった。 一番サポーターの心を掴んでいる選手だっただけに、お役に立てなくてと言う言葉を俺は否定した。 でも太田自身は怪我とかの不運もあったし、本当に辛かったと思う。 でも、電話口の声はさっぱりした様子の声で、話をした内容も太田らしくすごく前向きな話だった。 本当は太田自身が一番辛かったと思うが、話をしているうちに太田恵介の人間の器のでかさを感じた。
今日は、アビスパを支える福岡のメディアの方々の飲み会に参加した。 そこでも太田恵介のマスコミ対する姿勢、プロとしての姿勢は、感心させられることばかり聞かされた。 本当に熱いプレーとサポーターからもメディアからも愛される選手が退団するのは本当に残念であった。 俺自身も太田とJ1に絶対行きたかったんで、この気持ちの整理は少し時間が掛かった。
しかし、太田恵介のサッカー人生はまだまだ続くだろうし、彼のポジティブな考え方はどこに行っても応援したい。 太田が選んだ職業だし、太田自身が納得できるまでサッカー人生を送って欲しい。これからも応援し続けるよ。
ありがとう…。24番太田恵介 お前は間違いなく皆から愛されていた選手だよ
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