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2006/03/25(土)
愛と夢 すみれ色のお別れ会〜♪
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生田神社会館にて行なわれました、元宝塚歌劇団の永遠の歌姫、如月美和子さんを偲ぶ会「すみれ色のお別れ会」にたくさんの皆様方にご参加頂き、天国へ召された、ニックネーム「ペコ様」もきっと生田神社会館にご同席頂き喜んでおられた事でしょうね。
実はゲストとして早朝よりさやかと楽屋入りをして頂き、化粧台に座り、思い出話などをしていたんですよ。 でも悲しい事に舞台装置ではなく、祭壇を用意しなくてはいけないなんて、なんだか奇妙な気分でした。
そこに携わって下さったスタッフ一同も、大はりきりで準備致しました。 2時より皆様方にお越し頂き、全員着席の後、風 福象は厳かにタキシードで出てきました。 ご挨拶の後全員で黙祷をし、お一人ずつ献花をして頂き、献杯と相成りました。 皆様方の開場と同時に「夜霧のモンマルトル」や「忘れないでね あの日のことを…」など数々の名曲を会場に流しながらのオープニングセレモニーでした。
ささやかに軽食と皆様方にご連絡を致しておりましたが、何故か二段弁当が用意されていた事に「何かお間違いではないでしょうか?」と生田会館の方にお尋ねしましたら、宮司様が今日のこの日の催しにとても共感され、ご配慮で素晴らしい二段弁当をご用意して下さったとの事でした。 きっとペコ様も皆様とご一緒にお食事をされ、会場の中はまさにすみれ色の雰囲気でした。
さやかも宝塚メドレーなどを唄い始め、会場もちょっとホッとした気持ちになり、少しづついつもの風 さやか流が飛び出してきて、皆様方も愛と夢に浸ってこられました。 実は、3月25日という日は、元宝塚歌劇団トップスター!「上月 晃」さんのご命日なのです。 この度は、如月美和子さんのお写真をパネルにして祭壇を作りました。 もちろん「ゴンちゃん」こと「上月 晃」さんの場面もパネルにし、晃さんの歌に合わせてゴンちゃんの手振りを物まねしたり… そしてペコさんのお隣にお写真を添えさせて頂きました。
今日のラッキープレゼントは、「ペコ様からのプレゼントですよ〜!」の言葉で会場は和やかな雰囲気になりました。 東京でのお別れ会は、2月12日にペコ様の会社「アマンド新橋店」にてさせて頂きました。
ペコ様のニックネームは、不二家のペコちゃんによく似ているという事でつけられたそうですが、本当にお優しくて温かくて、ペコちゃんの印象そのままで心から人間味溢れる方なんですよ。 上月 晃さんも気取らない気さくな方で、ご両人共お歌が抜群で、本当に惜しまれてならない方々です。 会合も終わりの時になり、会場の皆様方と「忘れないでね あの日のことを〜♪」を何度も何度も唄い、数々の思い出に涙が溢れ、走馬灯のように当時が蘇ってきました。
実は初舞台前に宝塚のお化粧の講習がございますが、さやかは如月美和子さんにして頂いたんですよ。 ちなみにペコさんと同じお顔になりました。ホホホホ♪ パリ公演でも、ペコ様とマルさんこと「那智 わたる」さんお二人がとても優しくして下さいました事も蘇って参りました。 靴のモリタの大変お世話になったんですよ。 従業員の方のお靴も春と秋にまとめてご注文頂いていたのですよ。 さやかも新たなる芸の道に東京でのファンの集いなどは、アマンドさんでやらさせて頂きました。 いつも会場にペコ様においで頂き、「夜霧のモンマルトル」を唄って頂いたり、デュエットをして頂きました。
今日のお別れ会の最後は、森田まさおも「忘れないでね あの日のことを」を唄い、さやかもハーモニーでデュエット致しました。 お二人の歌声は、永遠に唄い継がれ皆様方にも親しまれ、宝塚の名曲として歴史に残っております。 さやかはこれからもっと大切にお二人の歌を唄っていこうと心に決めました。
如月美和子様、上月 晃様、心温まるたくさんの愛と夢をありがとうございました。 そして当日お越し頂きました皆様方と同席できず、わざわざお供えとしてお贈り下さいました皆様方に、心より感謝申し上げます。 宝塚は永遠に不滅で〜す! 宝塚のモットー、「清く 正しく 美しく」を誇りとし、これからもすみれ色に輝きたいと願っております。
心を込めて、合掌…感謝申し上げます。
風 さやか
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