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2006/02/16(木)
神戸空港就航を祝して!
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前日からとうとう一睡も出来ないまま空港へ駆けつけました。 前日の前夜祭の興奮冷めやらぬまま、ときめきと嬉しさいっぱいのまま一夜を過ごしてしまい、早朝から神戸空港”マリンエア”へ向かいました。
まだ暗闇の中の空港でしたが、お祝いに来られた方々や、第一号機にご搭乗の皆様方が沢山おられ、到着した途端心が舞い上がりました。 私はラジオの録音をしなくてはならないので、MDとカメラを両手に持ち、走り進んで2階に上がりましたら、丁度オープニングセレモニーの除幕式が始まろうとしておりました。 このような出来事は私にとっては一生に一度の事で感無量です。 除幕式のアナウンスの声に声を震わせながら録音をしました。 井戸県知事様、矢田市長様のご挨拶が始まり、神戸市の各著名人の皆様方のご挨拶が続きました。 報道陣の方々がぐるりと取り囲まれ、私はなかなか市長様たちのお姿が見えず、少しづつ移動してやっと!!!報道陣の方の脚立の隙間から一列に整列された皆様方のお姿を拝見させて頂き、ホッとしたのも束の間。
「では、只今より神戸空港除幕式テープカットが行なわれます!」の声にロビーの皆様方の歓声と息をのむこの瞬間!!! 「おめでとうございまーす!」の声でテープカットが行なわれました。 私は情けないことに、泣きながら録音したり拍手をしたり。 もぅこの感動は言葉では言い表せません。
ご搭乗の皆様方はどんどん手続きをなさって、神戸空港からの出発に少年少女のような気分で待機なさっているかのようでした。 色々と館内を4階まで上がったり下りたりしながら、今か今かとドキドキワクワクしながら回っておりました。
雨模様のお天気も私には、お祝いの花吹雪に感じました。 5機の飛行機が止まっていて、夢にも思っていなかったこの光景を垣間見て、またまた体がぞくぞくと震えました。 「まさか!!本当に!!ここは神戸なのかしら?!夢のようです…」 でもやっぱり…ここは神戸。マリンエアなんですね! 私は最上階で待機をしながら今のこの気持ちをずっと録音しておりました。
夜がだんだん開けて、少しづつお船の姿が見えてきたり、港町神戸の景色がうっすらと見えてきた時に 「わぁ〜!凄い!これぞ神戸!」と私はまた感じました。 昔から神戸は山あり、海ありと言う事で、今日また山、海、空。この三文字が私の心の中に浮かびました。 お船のすぐ傍に飛行機が待機しているなんて本当に素晴らしいマリンエアにもう爆発寸前、破裂寸前の動悸が体を走りました。
さぁ、いよいよ!!!いよいよ!!! 第一号機のご搭乗の皆様方がどんどん機体にご搭乗なさり、またまた心臓がパクパク!!! 機体の中では、客室乗務員の皆様方がご案内、ご説明などをされていることでしょうね。
あ!!!動き出しました!! もぅ送迎ゲートにいる私達は言葉にならない位にワーワー言っておりましたが、私は録音しておりましたので、 「ワーワーあんまり言ってはいけないよ…」と影の声 福象が注意をしてもなんのその、私はワーワーいっておりました。 どんどん滑走路に向かっていき、いよいよ離陸寸前!! その瞬間、私達お見送り及び見学の皆は一瞬息をのみ、呼吸がピタッと停止しました…が、飛行機が動き出した途端また皆の感激の声が! そして全速力で滑走をしました!!! 「神戸空港 マリンエア第一号機離陸!!!!拍手!!歓声!!ブラボー!!おめでとう!!」 そして私は泣きながらワーワー言っておりました。 これが本当の嬉し涙でしょうか? 一生に一度の体験をさせて頂き、ラジオ関西の番組でお越し頂けなかった皆様方を代表して19日の夜23時、「愛と夢 永遠のタカラジェンヌ」でこの愛と夢と希望と感動をお伝えする役目だとひしと感じさせられました。
そして二番機、三番機と飛び立つ雄々しき姿を見送っているうちに…「あ!マリンエアに第一号機が到着します!」 さぁ!!今度は下に下りていかなくちゃ!! 私は大急ぎで到着口へ降りていきました。 このロビーも超満員で、市長様をはじめ神戸を代表する皆様方、ハバタン君やピカチュー君達も大喜びでいまかいまかと待っていました! 手荷物ベルトコンベアーが回り始め、第一号機到着の皆様方がとてもいいお顔で降りてこられました。 自動ドアが開きました!! 消防音楽隊の素晴らしい演奏と拍手と報道陣のフラッシュ、そしてみんなで「WELCOME 神戸!ようこそ神戸!」と皆で讃え、そしてお一人お一人に記念品とチューリップをプレゼントされていました。 またまた私は「これが本当に神戸なのかな??神戸でこのような光景をこの目で見れたなんて…」 でもやっぱりここは神戸なのです。 またまた涙涙でもぅお顔はぐしゃぐしゃでした。
この神戸マリンエアは、札幌、仙台、新潟、東京、熊本、鹿児島、沖縄の7都市への愛の架け橋となり、記念すべき誕生の日と相成りました。 私の生まれ故郷、熊本から到着口でお迎えできたときは、もぅ涙もお顔もぐしゃぐしゃ続きでしたが、「なんば泣きよっとね!九州男児は泣くとでけんばい!」とまた影の声風 福象が私の耳に囁きました。 何よりも神戸市長様が一日中お出迎えをなさり、心からの微笑みにとても感動を覚えました。
心よりお祝いを申し上げます。 羽ばたく神戸! 皆様、神戸の愛を感じてください。 翼をいっぱい広げてお待ち致しております。
風 さやか
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