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2005/08/10(水)
言葉の持つ印象
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僕は『精神病』という言葉が嫌いです。この言葉の持つマイナス面と言うかネガティブな印象が苦手なのです。
最近では、この言葉を用いて、心の病で苦しんでる人達の事を称さないように呼び名も変わって来ましたが。
一般では未だに多用されています。
心の病は外傷と違って目に見えて判る訳ではないし、関心や経験、知識がなければ、仕方ないかも知れませんが、それでも、 『たまたま』健常なだけの人が、 ちょっと心が疲れているだけの人を指して、何の配慮もなく使うことが僕に耐えられないし許せない。
貴方が簡単に大して何も考えずに言ったその言葉が、相手をどれだけ傷つけ困惑させたのかわかる? そお言いたいのです。
心の病を抱えそれに向き合おうともがいてる方の中には、「自分は不良品なのかも知れない…」そんなふうに自分が心を病んでしまったことを卑下し自身を責める人も少なくないのです。
そんな人にとって、あの言葉(配慮のない言葉)は十分な凶器になる。
言葉に受ける印象はさまざまですが、だからこそ配慮ある言動が必要なのではないでしょうか…。
人は言葉でどん底に落とすことも、 救われている事もあるのですから…。
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