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2012/09/24(月)
地虫鳴く
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こんにちは、ふねさん。 2012/ 9/22 13:52 [ No.13925 / 14469 ] @今は昔砂蒸し風呂の熱気さえ 感じぬがごと傍らのきみ ふね
A旅支度ととのふ夜半や地虫鳴く ふね
B終夜(よもすがら)静寂(しじま)なりけり地虫鳴く ふね
地虫鳴く屋敷神あるあたりより 大河原一石
地虫鳴くやさみしきゆゑに洗ふ髪 鈴木真砂女
そのなかに声なき声や地虫鳴く 河合多美子
秋の季語「地虫鳴く」とは秋の夜の寂しい趣を湛えた言葉として好まれますが、多分螻蛄(けら)の鳴く声であろうとされています。他の虫の声と間違っているのだとも言われますが、誰しも静かな秋の夜に地の底から湧いて来るようなその声に覚えがあることでしょう。 「春」の季語で「亀鳴く」がありますが、それも実際には亀は鳴かないそうで。しかし、なんだか亀が鳴いたような気がする春の夕暮れもあるものです。 夏の季語で「蓮の花」がありますが、開花する時「ポン」という音がするとも言われますが、実際にはそんな音はしないのだと研究者は言っています。 でも、なんだか音がしたような気もして来るものです。
季語には、そんな微妙な感覚を表すものが好んで遣われますね。 「地虫鳴く」も耳の奥底に幻聴のように響いて来る、何の声とも知れぬ地中の声を秋の夜の声として愛する日本人の感覚でしょうか。
合唱コンクール、お疲れ様でした。鹿児島からご投稿くださる「ここ」さんも声楽の専門家で「ソプラノ・リリコ」の歌い手であるとお聞きしました。 今も出身高校の音楽祭などには出演されるのだとか。
ふねさんも声楽関係のベテランなのですね。おみそれいたしました。
今日のお句、「駄目のような気がしますが、一応アップさせていただきます。」と仰いますが、多分ご謙遜なのでしょう。 秋の夜の静かな気配の向こうに、シューベルトのセレナーデが聴こえるような気がしますよ。
地虫鳴く嬰(やや)の夜泣きも止みたれば sarat.
沙羅人 _________________________________________________________
Re: こんばんは|^▽^)ノ 2012/ 9/23 22:58 [ No.13930 / 14469 ] 沙羅人さん、 野球観戦、残念でしたね。
>鹿児島からご投稿くださる「ここ」さんも声楽の専門家で「ソプラノ・リリコ」の歌い手であるとお聞きしました。 今も出身高校の音楽祭などには出演されるのだとか。 沙羅人さん
ここさんは、声楽家でいらっしゃるんですね。凄いです。 私のそれは、ここさんの足元にも及ばないもので、 良い先生、友達に恵まれ、日々楽し頑張り(^^)しているってところです。
今日もその関係のお手伝いでした。
星さん、 あら、カレーでしたか。おいしかったでしょ。 私、次の日(昨日)のお昼も2回目カレーでした!(^^)!
運動会遠くまで響く子らの声 ふね
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こんにちは、ふねさん。 2012/ 9/24 11:53 [ No.13933 / 14469 ] >運動会遠くまで響く子らの声 ふね
大漁旗ふりて岬の運動会 小田実希次
帰郷して小さき運動会を見る 桜井幹郎
人妻をむんずと借りて運動会 太田寛郎
ふねさんは声楽を通じて地域の青少年のための奉仕活動をなさっているのですね。頭が下がりますよ。頑張って下さいね。
わたしはカレーなどもお弁当に持っていきますよ。病院の透析治療室の中にプンとカレーの香りが流れ「あら、今日はカレーかしら?」などとナースに言われます。 カレーはルーのみ容器に入れて、夏野菜とかお肉はお弁当のオカズ入れに詰め込んで、2段弁当のご飯にそれぞれ掛けて食べるのですよ。
病棟では病院食を取っている方もおられますから、病院食がカレーの日は、これまたカレーの匂いが漂います。だから、負けじとわたしもお弁当にカレーを持参したりもするのです。 パスタを持参する日も、蕎麦を持参する日もあって、わたしのお弁当は自由自在です。ナースたちが“見学”に来ますからね。
カレーは進化して、様々なカレーが味わえますが、香辛料もさることながら、キメ手はココナッツ・ミルクではあるまいかと、この頃は思っていますよ。
一発の花火が知らす運動会 sarat.
沙羅人 ____________________________
沙羅人さん、皆さん、こんばんは! 2012/ 9/24 21:08 [ No.13935 / 14469 ] 沙羅人さん、 私の友人のご主人は、透析から帰ってくると、疲れて何も出来ないそうです。 沙羅人さんは、前に書いていらしたと思うけれど、 透析の帰りは、むしろ嬉しそうな御様子でしたような・・・。
カレーのお弁当は美味しそうで、勉強になります(^^) 「パスタを持参する日も、蕎麦を持参する日もあって、わたしのお弁当は自由自在です。 ナースたちが“見学”に来ますからね。」 (沙羅人さん)
珍しくて新しくて楽しそうです)^o^(
咲沙さん >淡々とした日常の中に作者の誠実な人柄が浮き出る作風 (沙羅人さん)
咲沙さんのお詠みになる歌を上のように沙羅人さんは評されました。 そんな、咲沙さんの作風を素敵だと感じながら、拝見させて頂いています。
さあ、明日はコーラスです。 みなさん、おやすみなさい。 ふね ____________________________
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