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2012/12/01(土)
縋るがに暇乞いした老犬の
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愛犬 2012/12/ 1 11:31 [ No.14342 / 14470 ] 沙羅人さん、皆さん、こんにちは!
友人に明日のコーラスのことで電話しましたら、 モーツアルトのレクィエムがかかっていました。 愛犬は死の前日(昨日)、ヨロヨロしながら、家族一人ひとりにすり寄って 別れの挨拶をしたそうです。その後一切食べ物を受け付けず、 夜もすがらの看病にも拘わらず、朝の別れとなったのです。
私ももらい泣きしています。
縋るがに暇乞いした老犬の 在りし日しのぶ別れの朝(あした) ふね _______________________________________
こんにちは、ふねさん。(^-^*)/ 2012/12/ 1 16:37 [ No.14345 / 14470 ] >@ おのがじし労わり合いて幸せに 暮らしてくれよと子らへの願い ふね
>A 縋るがに暇乞いした老犬の 在りし日しのぶ別れの朝(あした) ふね
犬連れて枯野の犬に吠えらるる 馬場移公子
犬屹と遠ちの枯野の犬を見る 阿部みどり女
亡き犬を訪ひ来し犬や冬木縫ひ 石田あき子
我が家の娘も息子もそれぞれの道を自ら選択して一生懸命歩いているようです。幼いころにかけた期待とは多少異なってはいますが、「おのがじし」の道だと満足していますよ。 息子が身を固めてくれないのがカミさんの悩みです。「草食男子」なのですよ、一体誰に似たのか、わたしじゃああ〜りませんね。
A歌。ペットの死を詠むのは難しいものです。一定の距離感がないと、単なる“親バカ”“孫バカ”の愁嘆場になりかねませんからね。 「暇乞い」という擬人的な表現が効いています。その行為を描いたことで適正な距離感と「可愛いさ」「切なさ」が生まれたでしょうか。ほだされるのですよ。
幻のニホンオオカミ遠吠えて 永遠(とは)の末期(まつご)を 峰々(やま)に告げたり sarat.
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