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2012/11/04(日)
逝く秋の風をききをり風の中 洋子
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沙羅人さん、咲嵯さん、星さん、海山さん、 2012/11/ 4 10:47 [ No.14176 / 14469 ] 皆さん、おはようございます。 沙羅人さん、 >丹波栗甘露に煮詰め冬隣 sarat
丹波篠山に息子の友人のお祖母ちゃんちがありました。 そちらへ息子もお邪魔したりして、手作りの栗甘露煮と丹波大納言の煮豆等々頂きました。 そのお味は今も忘れられません。 このお歌でその光景が懐かしく蘇りました。冬隣りって季語を使ってみたいです。
> ワイパーに秋一枚が引っかかり 海山
沙羅人さんが佳句とおっしゃった海山さんのこのお歌、凄い!と思いました。 と、言うことは、私にも観賞眼ができてきたんでしょうか。 それに、今朝の奥様を詠まれたお歌も素敵ですね。
>冬近し青空の色寒々と日増しに高く遠ざかりけり 星
う〜ん。こんなにサラリと詠みたいな。 ふね ______________________________________________ 続きです。 2012/11/ 4 11:16 [ No.14177 / 14469 ] 沙羅人さん、
>蒸かし芋今夜のご飯となりにけり ふね
>愛らしい句ですよ。良寛さん風でもあったりして。沙羅人
)^o^(ありがとうございます。 で、良寛さんを検索してみました。
>いざさらば暑さを忘れ盆踊 良寛 >秋風のさはぐ夕べとなりにけり 良寛 >秋風に独り立たる姿かな 良寛
こちらへの添付も憚られますが、 >柿もぎの金玉寒し秋の風 かまととぶるのではなくて、意味がわかりませんでした。 で、下の説明で分かりました・・・ 「柿の木に上り、柿をもいでいると晩秋のつめたい風が吹き、 あそこもしぼんでしまうことよ」と俳諧している良寛様でした。
昔は、ズボンを履いているわけでもなく、きっと風通しが良かったんですね。 ________________________________________________
蛇喰磐に行ってきました 2012/11/ 4 20:24 [ No.14182 / 14469 ] 沙羅人さん、星さん、皆さん、こんばんは!
中学の同級生40数名で、今年も蛇喰に行ってきました。
http://blog-imgs-44.fc2.com/s/o/y/soyosoyoisoisoto/DSC02383_convert_20121104165611.jpg
〇猪(しし)を焼く煙ただよう蛇喰磐 (じゃぐいいわ)
美味しい猪肉でした。牛肉、それに海鮮類、野菜類、こんなによう入るもんだと 言いながら・・・(^^)!生ビールも頂きました。
〇白き花川辺にそっと佇みぬ そは鵯花(ヒヨドリバナ)と友は言いけり
フジバカマに似ている白い花、花博士の友人に聞くと、ヒヨドリ花だと教えてくれました。
〇一本を別け合う友は同級生 焼き松茸の香りは豊
同級生の一人がこのロッジのオーナーなんです。今年は雨が降らないので、 松茸が少なかったんですが、松茸が少し入った松茸ごはんはお土産にもなりました。
それから、焼き松茸は、千切って少〜しずつ別け合って食べ、 香りは充満とまでは行きませんでしたが、豊かなものでした。
最後のビンゴゲームの賞品に立派な松茸が二本あり、当たったお二人さんの嬉しそうな顔)^o^( 私はお饅頭でした。
毎年楽しませてもらっていますが、去年「来年また会おうね。」と言った友が彼岸の人となりました。 早いか遅いかの違いはありますが、必ずあること・・・。 さびしいです。
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こんばんは、ふねさん。 2012/11/ 4 21:06 [ No.14183 / 14469 ] >柿もぎの金玉寒し秋の風 良寛
逝く秋の風をききをり風の中 洋子
秋の風のろまのほとを吹き渡り 岸田稚魚 ※ほと=「女の陰部。(一説に、男についてもいう)」(『広辞苑』)
檻の鵜も鵜籠も秋の風の中 島谷征良
「俳諧が従来の和歌や連歌に勝って、受けいれられ、ひろまった点は、今までの卑俗なものとしてかえりみられなかった俗語(日常語)に対する偏見を正して、俗語を詩語として雅語と同じ価値にひきあげたという点です。」(稲森如風)
「金玉」も「ほと」も俗中の俗ですが俳句では平然として用いられますね。庶民の「日常語」としては広く流通していますからね。しかし女性はいささか憚るという傾向もあるでしょうか。 ただ、当節は女流の歌人でさえ歌の中に平然と詠み込む時代です。
眼も魔羅も老いさらばえよわがものにはやもはやなりてしまえよ 阿木津英
ひとひらの魔羅と陰をば因(もと)として床惚れということのうれしさ 阿木津英
月の夜の狸ぶらぶら儂(わし)もまた sarat.
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