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2012/11/30(金)
おのがじし労わり合いて幸せに
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おはようございます、ふねさん。 2012/11/30 9:33 [ No.14336 / 14470 ] >際立ちて柚子光る日に訃報きく ふね
魚のごとく啼きぬ柚子湯の柚子押せば 岡崎光魚
柚子湯して厨に残す柚子ひとつ 明比ゆき子
柚子の空はがねのごとくひびきけり 小宅容義
わたしも昨日、散歩の途次ご近所さんに柚子をいただきました。カミさんが「お風呂に使うのはモッタイナイ」と言って、すべて食用です。
今日のお句。「際立ちて柚子光る日」とは小春日和の何気ない一日なのでしょうね。そんな好日をいとおしんでいる日常の中にも、突然の訃報は舞いこんで来ます。 死は人生の突然の断絶ですが、訃報もまた平凡な日常の中に鋭い亀裂を入れますね。
「柚子光る日」という日常の設定がよく効いています。
不揃いの柚子おのがじしの香りもて sarat.
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おのがじし 2012/11/30 10:57 [ No.14337 / 14470 ] 沙羅人さん、咲沙さん、星さん、海山さん、皆さん、 おはようございます。
沙羅人さん、 >遅くなりました。スンマヘン。 沙羅人
いいえ、のう(^^)
>今日のお句も雰囲気のある句ですね。 「誰も居ぬ」「茶席の後の」と条件を重ねて、 “戦終えて日が暮れて”といった閑散とした様を提示し、 結句の紅葉が生きましたね。寂び寂びとした風情の中で色が冴えます。
沙羅人さんの観賞眼の奥深さに、 ええ!そうなんだわと自分で詠んだ句を改めて見ています。 いつも思う事です。有難うございます。
>不揃いの柚子おのがじしの香りもて sarat.
おのがじしを辞書で調べました。柚子をそうお歌いになれるのが、 俳句力ですね。 ↓短歌とは言えないかもですが、今の私の祈りです。
おのがじし労わり合いて幸せに 暮らしてくれよと子らへの願い ふね
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