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2011/09/01(木)
ためしてガッテン
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高血圧が治るマッサージと認知症の症状が改善されるマッサージ _____________________________ 高血圧が治るマッサージとは? 指や腕、足、頭部をマッサージすると小さい動脈が刺激されて、血管が広がることがわかってきました。血管が広がれば血圧は下がります。 番組が行った実験の結果、高血圧の専門家は「薬などと併用する補助治療としていい可能性がある」とコメントしました。 ※高血圧の治療を行っている人は、自分の判断で勝手に薬などを中止しないでください。 ※まだ方法などは確立していません。効果についても保証するものではありません。
★血圧を下げるマッサージの方法
1.指…1本ずつ握り、左右に回すようにほぐします。片手で1分ほど。 2.腕…手のひら全体を使い皮膚に押し当てます。筋肉を骨にこすりつけるイメージでねじるようにほぐします。手首から肩にかけて2分ほど。 3.足…指や腕と同じ要領でねじるようにほぐします。足の指から太ももにかけて3分ほど。 4.頭…こめかみから額にかけて小さな動脈がたくさん通っています。手のひらを使い、円を描くように押し当てます。頭から顔にかけて3分ほど。 ※こま切れでもOKです。1日15分程度を目安に!
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マッサージで認知症の症状が改善? 認知症の症状を改善するというマッサージがあります。 実際にこのマッサージを行っているという認知症患者の家庭を訪ねてみると、以前と比べ明らかに攻撃的な言動が減り、徘徊も全くなくなったと言います。
浜松医科大学による介入研究でも、このマッサージを行うことで明らかに攻撃性が減り、ストレス物質も減少することが判明しています。
その方法とは「触るだけ」。 ただし、その触るスピードにコツがあります。1秒間に5pの早さでゆっくりと動かすのです。実はこのスピードで触ったときに人は最も気持ちよく感じることが様々な研究でわかっています。
気持ちいいと感じることで、不安や怒りといったネガティブな感情が減り、結果として暴言や徘徊といった認知症の周辺症状が減っていくと考えられています。
★認知症の症状を改善させるマッサージの方法
1.両手で相手の手を包み込むようにして、手首から指先までをゆっくり触る。 2.手の甲や指を、相手の気持ちをいつくしむように何度も触れる。 ※相手がいやがるときは無理に行わないでください。 ※特に決まりはありませんが、1日10分を目安にして下さい。
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