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2009/06/11(木)
今朝は4時に起きてしまった。
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昨日、私がいつも元気を貰っているSさんが来られて、4月27日に大腸癌で手術なさったことを知りました。 退院は5月17日だったそうです。
ステージ2で腸壁から筋肉に達していたけれど、リンパ節への転移がなかったとお元気でした。 トイレで排便できるのが何よりだけれど、何度でも便意をもよおすので、オムツをしてると笑われました。
告知の説明がしたいと医師に言われた時 「一人で生きてきて何でも自分でやって参りました。子供に迷惑はかけたくないので自分ひとりでお聞きします。」と言ったそうですが、 決まりですから、ご家族とご一緒にと先生に言われ、ご子息と共に告知を受けたそうです。
手術前 「神様!母も70歳で天命を全うし、私はそれより5年も長く生きてきましたから、命乞いは致しませんが、 人生最後の整理が出来る時間を下さいませ。」と、お祈りしたそうです。
そんな強い人ですが、退院前になっても手術したところが痛くてたまらないので、 痛み止めの点滴を度々してもらったらしいです。
そして、退院後1週間検診の時、「先生、何度も痛み止めをお願いしてすみませんでした。」 と言うと、 ドクター「今だから言いますが、あの痛み止めは子供にも効かないような、弱いものだったんです。」
「つまり、気休めだったんよ。その気休め点滴で痛みがサッと引いていたんだから、精神的なものだったわけ・・・。可笑しいじゃろー」と大笑いされました。
信心深くて、精神的にも強いその人のそんなお話を聞いて、この方も良い先生に巡り合われて良かったなと思いました。
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