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2009/03/20(金) お彼岸
花あかり ふるさとの野辺 兄逝けり

寒梅の 主亡き後の 白さかな

2009/03/18(水) 叔母さんのお見舞い
おばさんが、
小さな顔になって、yuちゃんによく似ていた。

帰りに姉宅によると、1週間前より顔が膨らんでいた。
血糖値が高くなっていたが、ヘモグロビンとかが正常だから安心したとのこと。

綺麗で自慢の姉だった。その姉を好きになったtuoさんが、姉のもとに日参して結婚に至った。
その兄も脳梗塞の後遺症で半身が不自由になり、看病するのが大変。
私が時々行っても、毎日のことなので何の足しにもならない。
どうしたら良いのだろう。
兄も姉も賢い優しい人だったが、今は信じられないくらい人格破壊がすすんだ。先が不安である。

立派な子供が遠方とは言えいるのだから、子供達にその介護をまかせるしかないと、年老いたもう一人の姉は言う。
___________________
その帰りに、三 七日の兄の家にお供えを持ってよった。
義姉が案外元気だったので、姉のところに寄って気分が憂鬱になっていたのが飛んだ。

兄は死ぬ一日前に、義姉に、旧姓で貴女は〇〇△子さんですか?と問うたげな。
何と幸せな兄、大恋愛の末結ばれた義姉の若い頃を見ていたのだろう。よかった。

2009/03/09(月) くもり
実兄の死で古さとを想っています。
故郷を想い続けた兄、
ふるさとの野辺の花明かりの中を何処までも駆け巡っていることでしょう。

「天は自ら助くるものを助く」が口癖の努力家でした。
死ぬ一日前まで日記を書いたそうです。
三ヶ月前、家の天井の隅から下を見下ろしていた時の臨死体験を話してくれました。
それから、元気になって安心してたのですが・・・

まだ、四十九日がすんでいないので、
きっと今も「どーしたんじゃろ」と見下ろしていることでしょう。

旧制中学時代の結核に始まり、ドラマのような人生を送った兄の手柄は
天下一品の嫁さんをもらったことでした。
難しい兄の下、頑張って立派な子ども達を育ててくれた兄嫁には頭が下がります。

2009/03/06(金) 友達に話したら、喜びました。
お隣の幼稚園の可愛い坊やが先日の私の喪服姿を見て、
「おばちゃん、どこに行ってきたの?」って聞きました。
「オバちゃんの20歳上のお兄ちゃんが亡くなったの。」っていいました。

「ふうん。そしたら、オバちゃんのお兄さんは100歳くらいなん?」って言ったんです。
がッチョ〜ん!

2009/03/01(日) 兄の葬儀
本日は、20歳上の兄の葬儀でした。
『天は自ら助くる者を助く』が口癖の努力家でした。

兄の辞世の句を見まして、私もその時期には上手い俳句が詠めるようになりたいと思いましたが、
今日返ってきた俳句を見る限りでは、ちょいと無理なような気がします。
だから、死ねませんです。


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