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2006/05/12(金)
100歳の隣組さん
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お元気な頃、柔道の師範で左官さんだった100歳さんは、絵が玄人はだしの腕前で老後を豊かに過ごされた。その方が亡くなられたので、お通夜とお葬式の時間を隣組の人達に言ってまわった。
○△さんのおたくではご主人が 「ゲートボールの試合にでかけ、何時帰ってくるかわからないけど、帰ってきたら行かせてもらいますので、すみません。」 と、そして「私は呆けているので、この紙に時間と場所を書いてください」とおっしゃった。
その後、○△奥様が 「すみません。うちの主人は高校の同窓生とゲートボールの試合にいきました。連絡もつかず、何時帰ってくるかわかりません。」 と、既に聞いていることを繰り返し、続けて3回電話してこられ、帰ってこないので心臓がドキドキするとも・・・。 「ご心配されなくてもいいですよ。お帰りが遅かったら明日の葬儀だけでもよろしいと思いますよ。」
と言う私に 「それで、いいでしょうか・・申し訳ないことです。」と又、始めに返り、「うちの主人はゲートボール・・・」が始まる。こんなことで電話が終わらない。 80代の方だけど、どうなさったんだろう。100歳さんのお葬式より、○△さんのことが気になる。
呆けと物忘れの違いをブログに書いたが、○△さんは呆けではないような気がする。どうなんじゃろか。
腰痛体操 2回
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