|
2008/01/18(金)
われおもう?
|
|
|
昨日の英会話クラスにて。
Mikeが「今日は興味深いトピックで」って言い出したから、「ああ今日はテキスト使わずに哲学系でレッスンやるんやなー」と。で、提示されたのが
「imaginary(空想上のもの)とreal(実際に存在するもの)って、それぞれどんなモンがある?」
「.....え?realって言ったら、そりゃボールペンとか、デスクとか、テキストブックとか」 「imaginaryは、ユニコーンとか、ペガサスとか、そういうヤツ?」
「じゃあこの2つの違いはなに?」
「見える、触れる、匂う、とか、五感の働きで感じられるかどうか、かなぁ。感じられたら『real』で、そうじゃないモンは『imaginary』でしょ。 「じゃあ『ドラえもん』は?」 「ありゃ『imaginary』っス。空想上のキャラやもん」 「でも、目で見えるよドラえもんは」 「だってマンガのキャラやし、書いてあるから見える。けど実際には存在してへんやん」 「『マンガのキャラ』としてこの世に存在してる、って考える事もできるで。それやったら『real』とちゃうのん?」
.........(-公-!)
「そう考えたら、自分らがホンマに『この世に存在してるのか』どうかって事も、100%『そうや』って言いきれる?」 「?」 「もしかしたら自分で勝手に自分自身をrealやと思い込んでるだけで、実はimaginaryな存在なんかもしれへんで?」 「それって、映画の『シックス・センス』とか『アザーズ』系のコト言ってる?」 「んー、そうじゃない。『死んでる・死んでない』は関係なく、自分自身が果たしてこの世に、この場にホンマに存在してるんかって事」 「だって今、みんなで喋ってるやん。アタシの事が見えてるから喋ってるんやろ?自分に対して何らかのレスポンスがあるって事は、相手がアタシの存在を認めてるって事じゃないのん?」 「いやー、そりゃ単なる自分自身の思い込みかもしれんやん?」
...この究極とも言える哲学バナシは40分間延々と続き、自らの存在が本当にrealやという事をMikeに証明するため、Team Thursdayのメンバーは4人揃って必死に意見を言い続けたんだけど、考えてるうちに思考回路がグチャグチャになって、全員が脳の糖不足に陥ってグダグダになったところで、幸か不幸か(笑)タイムアウト。アタシなんて最後の方は完全にワケわかんなくなっちゃって「I can't get the point!」などとプチギレ症状さえ起こす始末(苦笑)
昨日のトピックのベースになったのは『I think, therefore I am』(我思う、ゆえに我あり)っていうデカルトの言葉です。「自分は今なぜここに存在するんだろう?って考える事そのものが、自分自身の存在を証明する方法だ」みたいな考え方の事らしいんだけど、もーこういうのって、考え始めたらおかしくなっちゃうよねぇ。って言うか、日本語でもそんな事考えへんし普通....(笑)
「あははー、sorry難しかった?」とか言うMike....「いつもンな事ばっか考えてんの!?」って聞いたら、「そー。考えんの楽しいやん♪」とか言ってるし(;´Д`)スゴ.....何モンや!
とか言うてる割には、こっちも楽しませてもろてますが(!´∀`)
まあでも、昨日はさすがにアタマがショート寸前でしたわ〜。いつもはアホな事ばっかり言うて遅くまで教室に残っているTeam Thursdayメンバーは、珍しくフラフラになりながら早々に帰宅の途についたのでした(苦笑)
|
|
|