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2005/01/11(火)
おかげで晩ご飯が食べられませんでした。
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基本的に、アタシはグルメな人ではない+祝日はいつも引きこもり(笑)なので、普段あまり「○○を食べに行こう」という意識は持っていない。しかし昨日は、友人にあまりにも勢いのいい誘われ方をされてしまい、ついついその雰囲気に飲まれて(笑)カニを食べに行ってきた。
3時間かけて車で行き着いたのは福井県の若狭湾付近。宿泊抜きのイートインだけでもOKという、とある民宿に食べに行ったのだが、目の前は断崖絶壁、振り向けば荒波の日本海という、おそらく今ここで土砂崩れor津波のどちらか一つでも起きれば、次の日の朝刊の一面に載るだろうというロケーション。当然の事ながら、ボーダフォンのG3ケータイなんて、思いっきり電波圏外である(苦笑)
福井県と言えば越前ガニ。「せっかく来たんやし、ちょっとゼータクしよか」と、二人で二匹のカニをオーダーし、茹で・焼き・刺身の3スタイルでトライ。さすがに個人で食べに行くと割安である。どー考えても一匹20,000円ぐらいはするやろ!! というぐらいのデカいカニが、わずか一匹10,000円。団体ツアーだと絶対にこうはいかないハズ。身もギッシリ詰まってて、気持ち悪くなるぐらい(笑)食べまくった。
アタシばかりいい思いするのも気が引けるので、一応、両親にもカニを買って帰った。太っ腹―!! でも「買ってくるなら大きいのしかいらん」とか、「あんまり値段高いの買わんでええから」とか、ビミョーな言い回しするんだもん(←娘にたかる非情な親・笑)というワケで、あまりツアー客が来なさそうな店に行って(その方がいいカニ買えそうだし)カニ物色開始。
「これは越前ガニです」という黄色の証明タグがちゃんと足につけられたカニが、あっちこっちに置いてある。すごくキレイだし、サイズもかなり大きめなのに、思ったより低価格の11,000円。しかし、よくよく見ると、足が一本折れている。
「オバちゃん、これ、足取れてるん?」 「そうやねん。だから安ぅしてんねん。(足が)折れてると値打ち落ちるからね」 「ホンマやったらどれぐらい?」 「そやねー、15,000円ぐらいやね」
って事は、足1本が4,000円….(爆)
「足1本なくてもおいしいで。(アタシが見ていたカニを指して)これ、オススメ。べんきょうしとくし」 「ホンマに?」 「うん、10,000円でどや」 「えー、じゃあ買う!!」
オバちゃんは、そのデカいカニを1,000円負けてくれただけでなく、カレイも数匹つけてくれた。
「え、それもつけてくれるん?」 「えーよえーよ。これ、おいしいから」 「うわー、オバちゃんスゴーい!!」
ゴーカイなオバちゃんのオススメどおり、買って帰ったカニの大きさに親も満足していた様子。娘の面目が果たせて良かったです(笑)
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