文月日誌
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2005/02/25(金) 雪降ってる!
春一番の後の冷たい雪…。
また空が全然寝てくれなくて3時間粘られて、ようやく深夜の授乳が終わったかと思えば、雪!?
どうりで寝てくれないわけだよ!
流石の私もくしゃみ出たし、凄く寒い。。
大晦日といい、なぜ関東まで来てこんなにも降られなきゃいけないのか。。(TT)
雪は新潟で十分だよ!
エアコンの設定温度を一気に上げたよ!
電気代の請求学が先月の2倍かかったよ!
また電気代かかっちゃうじゃん!(>□<)
雪なんか大っ嫌いだぁぁぁ!!!!!

2005/02/20(日) 最近・・・
天気が悪くて気温が低いせいか、空が1〜2時間置きに目覚めてしまいます。

ミルクを飲ませられるだけ飲ませても寝てくれない…。
別に目が開いていても泣かなければいいのだけど、布団に寝かせた途端「ギャー!!!
おむつが濡れたといってはまた「ギャー!!!
あやしてもあやしても寝てくれないし、泣き止まない…。
そうしてる間に1時間が経ち、またミルクを欲しがる。
ひたすらこれの繰り返し。。

かなり睡眠不足です。(TT)
3時間置きだったらまだ全然余裕だったのに…。
エアコンは24時間つけっぱなしで適温キープだし、電気代が怖いよ〜。(号泣)
早く春にならないかなぁ。。

2005/02/12(土) どアップ空
肉付きが良くなってすっかり二重あごです。(笑)
顔に赤いブツブツができました。
ただのにきびだといいのですが…。(不安)




カメラ目線で可愛く撮れましたw
最初に比べると赤ちゃんらしい顔つきになってきたようです。

2005/02/11(金) 寝起きの空
何とか時間ができたらしく、母親が来れることになりました。
16日までの1週間だけですが、歩く事もままならなかったので大助かりです。



どこみているの?(^.^)

2005/02/08(火) ●入院9日目●
長かった入院生活もこの日で最後。
長いようだったけど授乳が頻繁な為、短くも感じる。

深夜からAM6時まで預かってもらい、授乳に赴く。
この日は初めて空の体重が増えた。(そして私の体重は減った。(苦笑))
新生児は産まれてから暫く体重が減る期間というのがあるのだが、その期間が終わったのだと言われる。
これからはどんどん増え続ける一途らしい。

それからまた3時間置きの授乳。
時間があれば沐浴をさせたかったが、そんな暇もない。
一番最後の授乳に長引いてしまう。

気付けばAM10時。
退院の時間はAM11時の予定になっている。
胸の張りを気にして助産婦さんが、手動の搾乳機を薦めてくれる。
機械でないので値段も安く(と言っても6千円はするらしい。)、手間もかからないと言う。
飲ませても飲みきれていない事もあり、しこりが残って痛い。
しこりが残る状態が長く続くと乳腺炎になってしまうと言う。
手だけでは絞り切れないから、結局母乳外来に通う事になる。
搾乳機1つあればその必要が全くなくなる。
絞り置きもできるので便利ではある。
欲しくなるが、今授乳室のは誰かが使用中で返ってくるまで待たなければならない。
助産婦さんは時間の許す限り、ここで一度は使わせようと考えているようだ。
使い方が分からない以上、仕方がない。

AM11時に間に合わせる為、シャワーを浴びに行く。
帰れば授乳に追われ、浴びている暇がないような気がしたからだ。
シャワー後、搾乳機が返ってきていたので早速トライ。
機械より痛くないのに同じ位よく絞れる。
胸の痛みも消え、感動!(T▽T)
これは買って帰らねば!

個室に戻ったが迎えはまだ来ていない。
わずかな時間で冷蔵庫の残りを処分する。
本日退院の為、昼食がないのでやたらお腹が空いている。
その時おばと旦那が迎えに来たので、空を着替えさせたり、搾乳機を買いに行ってもらったりで駆け回り、最後に授乳室でさっき絞った母乳を飲ませ、ナースステーションに挨拶に行く。
婦長さん自らも見送りに出てきてくれた。
助産婦さん達に最後まで、空は義母にそっくりだと言われていた。
(つまり旦那似と言う事で、私の遺伝子は一体何処に!?(−−;))

こうしていざ退院となると、始めは辛いとか寂しいと感じていた入院生活もまんざらでもなかったし、割と楽しかった。
早く過ぎてしまって少し切ないくらいだ。
これからは助産婦さん達の補助はない。
家に1人の時も多いだろう。
腕のバンド(入院初日に付けた名札のような物)を切られた時、卒業式の時のような感情に襲われた。
私の腕と空の足にある親子の絆(※下の写真参照)は、まだ外さないでおこうと思った。

キャリーバッグの中で何も知らず眠っている空に、
「また会いに来てね。」
と語りかける助産婦さん達を見ていて、こっちが泣きそうになる。(卒業式でさえ泣いた事ないのに。(TT))

外はあいにくの雨。
車までの移動の間も空は起きない。
家まで1時間半はかかるとしても、この分なら大人しく寝ていてくれるだろう。
私も今まであれだけ車酔いしていたのに、全く酔わない。
急に疲れが出てきて車の中で眠る事にした。

次に病院を訪れるのは母子共に1ヶ月検診。
私はともかく、空が引っかからないように頑張ろうと思った。



※「親子の絆」と呼ばれる見た目キーホルダーのようなお揃いのプレート。
 空が産まれた時、空は足首に、私は手首に付けられました。
 2005年この病院で99番目に産まれた事を証明する物で、これがないと退院時帰してもらえない事もあるらしいです。
 その為24時間身に付けているよう義務付けられています。
 正直、おむつ替えの時は邪魔で仕方なかったですけど…。(−−;)
 2月2日23時(つまり11時)22分で99番…。
 ゾロ目好きなんでしょうか?(苦笑)
 ちなみに100番目の子を産まれた方ともお会いしました。
 私の隣の分娩室で、何と2月2日以内の出産だったそうです!(@O@)

2005/02/07(月) ●入院8日目●
いよいよ翌日は退院。
この日は朝一番から乳児の採血があって、個室に来た助産婦さんに空連れて行かれる。
私はまだ半分夢の中だったが、空が戻ってきた時には予想通り大泣きしていたのですっかり目が覚める。
あやして落ち着かせると直ぐに眠ってしまった。

今朝からデザートの糖水をミルク(作り置きされている粉ミルク)に切り替えている。
ミルクを与え始めてから著しい体重の減りもなくなり、黄疸も薄くなってきている。
母乳を与えた後でも必ず50mlは飲み干す。
何より30mlも飲めずにいる子がいる中、毎回きっちり飲み干してくれるのだから気持ちがいい。
(後で聞いた話だが、空は「飲みっぷりがいい。そしてよく寝る。」と授乳室でも有名だったらしい。(苦笑))

PM3時におばが来る予定なので、それに合わせてシャワーを浴びる。
お腹は少しづつ縮まってきていてほっとする。
シャワー後、空の授乳の時間だが、泣かずに寝ているのでそのまま沐浴をしてしまう。
この日は珍しく泣かなかった。(引上げた途端に泣かれたが。)
毎回沐浴の度におしっこをしてしまう。
ベッドの上で1度、引上げてからもう1度。
今回はベッドだけで済んだ。(−−;)
ずっと便秘だったのもミルクに切り替えたせいか、通じが良くなった。
むしろ良くなり過ぎて困るくらいに…。

沐浴も終わり、さて授乳、と言う時に回診の知らせが入ってしまう。
すぐだと言うので泣かせたまま空を預け、個室に戻る。
先週の月曜と同じように、知らない先生が大勢の先生や助産婦さんや研修医を連れて入ってくる。
今回はK先生もいる。
老齢のその知らない先生は何をするでもなく、
「困っている事はない?」
と聞いただけ。
「お尻が痛いです。後は特にないです。」
と応えると、周りの先生達に私の一通りの体の状況を説明して出て行く。
最後にK先生が、
「明日退院なんだってね。
今の内にくつろいで行くといいよ。
帰ったらきっとくつろげなくなるから。」
と声をかけて出て行く。
毎週月曜はこういう回診があるのかもしれない。

授乳が終わり個室に戻ると、今度は白衣を着たおばさんが入ってきて、調乳指導があるので来てほしいと言う。
眠っている空をベッドごと押して、休む間もなく後をついて行く。
どこぞの栄養士かと思いきや、おばさんは某有名乳業の業者だった。
試供品を渡され、粉ミルクの作り方を教わる。
普通ならパッチテストをしながら冷まさなければならないのだが、うちのポットは調乳ボタンが付いているので割と楽そうだ。
そして自社の製品がどれ程良いかという事を、ことさら説かれる。
それでも使う相手が新生児となると話は別で、洗脳される位すっかりのめり込む。
話によると、6ヶ月になるまで子供がアレルギーを持っているかどうかは分かり辛いらしい。
業者のおばさんは、予防策として判明するまで自社のアレルギー用粉ミルクを使ったらどうかと提案する。
凄く気にしている所だったので、すっかりその気になる。

個室に戻ると丁度おばが来る。
直後にたまたま義母も顔を出したので、交えて翌日の話をする。
結構必要な物も出てきた。
おばと2人で1階のコンビにまで授乳キャップを買いに行く。
これがないと倍の時間かかってしまう。
入院して初めて産科を出たが、入院着のままなのでいかにも患者らしくてドキドキする。

その後は3時間置きの授乳の繰り返し。
しかしPM9時半、起きたら偏頭痛のような痛み。
呼びに来た助産婦さんに、頭が痛いと言って1回パスする。
3時間後にまた呼びに来るから、休んでいていいと言われたが、15〜20分位した所で少し頭痛が和らいだので、自ら授乳室に赴く。
空は既にミルクを与えられていたので、溜まっている分を搾乳機で絞る事にする。
95mlも絞れてビックリ!
かなりすっきりしたが、本当はすっきりするまで絞ってはいけないらしい。
乳腺が「母乳が足りない」と判断して更に作ってしまう為、反動が大きいからだと言う。
でもこの日はそれほどの反動もなく終わった。



※この日に撮影した空です。
 凄く満足してうとうとしている所だったのですが、丁度良くカメラ目線になってくれました♪
 気分がいいのか、笑っているように見えます。

2005/02/06(日) ●入院7日目●
遂にこの日で一週間。
本来なら翌日退院だが、旦那とおばの都合により明後日退院となる。

朝の時点ではまだお通じはない。
足のむくみは、処方された貧血の鉄剤が効いて少しよくなってきている。
AM4時までの長い授乳の後なので眠さはピーク。
検温や空の体重を量った後、即行で寝てしまう。
ナースコールで起こされた時はまだ昼前。
退院についての説明があるので、相談室に来るようにとの指示。
しかし眠さに勝てず、返事だけしたもののそのまままた寝てしまう。
結局呼びに来た助産婦さんに起こされる事になる。
説明を受けに行っている間に、空が起きてしまうのではないかと不安を抱える。
(素直に授乳室に預ければいいのに、この時はその考えが出てこなかった。)

説明は40分程。
あまりの眠さに半分しか頭に入っていない。
分からない事は今の内に質問しておいた方がいいと分かっていても、全く出てこない。
早く切り上げて戻りたい一心。
それに空が起きていないか心配になる。

運良く戻った頃に起き出し、個室で授乳していると義母が、私の両親に電話をしたけれどやっぱり来れそうもない、という返事だったと伝えに来る。
何となく予感はしていたので、さほど気にしていない。
でも急に家に1人の時、乗り切れるかどうか不安になる。
義母は退院の時に使うキャリーバッグを持って来てくれていた。
ここでずっと面倒を見ていくわけじゃないんだな、と実感する。
空も1週間我が家のように過ごした部屋(特に授乳室)にはもう戻れない。
環境が変わって泣いたりしないかとも思う。

この日1日授乳回数が頻繁で、夜は預かってもらう。
その間に眠れて満足したが、起きたら胸が筋肉痛のように張っていた。
触ると痛い。
入院着に母乳の染みた跡がある。
長時間飲ませないとこうなるらしい。
(…と言っても、授乳を1回パスした程度でしかないのだが。。)
3時間置きに赤ちゃんがが飲みたがるのは、胸を軽くする事もできてありがたい事なのだ、と言われる。

PM11時授乳。
空は1時間も飲んでいた。
おかげでほぼ全部絞りつくし、痛みも和らぐ。
再び助産婦さんに預け、休む事にする。
助産婦さんの薦めで産褥ブラを付ける事になったが、何だかさらしを巻いているようで息苦しい。
しかし、こうしていないとまたあの張りが来た時に大量に染みてしまうし、痛い思いをする事になる。
熱を下げる為に氷水の入った袋を渡される。
冷たくて眠れないんじゃないかと思ったが、炎症のように熱くなっていたので返って氷水が気持ちよく、ぐっすり眠れた。

2005/02/05(土) ●入院6日目●
この日もAM7時に助産婦さんに起こされる。
空は意外にもまだぐっすり寝ている。
AM3時までに満足させたかいがあったと言うもの。
しかし子供の体重測定があるので、結局起こさねばならず可哀想と思う。
自分も検尿や産後診察があり忙しい。
空の体重は、標準より3割少な目と言う。
問題ない範囲とは言え、授乳後に必ず糖水を与える事を義務付けられる。
哺乳ビンなので全く苦にはならない。(むしろ授乳より楽。)

昼過ぎ、産後診察を受ける。
診察は退院前の診断なので、何も異常がなければこれで最後となる。
普通は助産婦さんがやるのだが、私だけK先生直々に診察する事になった。
たまたまこの入院病棟をK先生が訪れていて、自ら診察したいと言われたらしい。
「何でそんなにやる気なんですか!?(∩∩;)」
の問いに
「うん。やる気満々だよ♪」
と淡々と言われ苦笑するしかない状況。
「痛くしないで下さいね。。(TT)」
と言うと周りにクスクス笑われる。
内診は痛くなかったが緊張する。
切開跡と悪露に問題ないが、貧血とむくみが出たと言われる。
ショック!ここまでむくみはなかったのに産後に出るなんて…。
考えてみればトイレでうまく排泄できなかったり、育児で立ちっぱなし、座りっぱなしが多かったり当然なりそうなもの。
妊婦は誰でもなるし、治ると言われてもショックは隠せない。
むくみは貧血のせいでもあるらしく、貧血の薬を処方される。
4日目の便秘は自分では手に負えなくなり、浣腸でどうにかしてもらう事になった。

個室に届けられた花篭は2つになった。
昨日と今日、産婦人科の方々からの思いがけぬプレゼントだ。
最初に頂いた方の桜の枝は花をつけた。

シャワーと沐浴後、おじとおばが見舞いに来る。
たまたま義母もいたので、産後の話題へ。
旦那が休日の日でないと荷物を運べないと言う理由で、退院を1日延ばす事になる。
しかしこの時旦那は風邪でもひいたのか具合が悪いらしい。
空の事もあるし、心配になる。

その後、実家に電話をして産後手伝いに来て欲しいと頼むが、家の事や雪の事がありこっちに長居はできないと言われる。
うまく育児ができるか急に心配になる。
本来なら産後1ヶ月は安静期間。
おばが手伝いに来たとしても四六時中いてくれる訳でなし、家事との両立は本当に難しいだろう。



※この日に撮った写真です。
 まだ体重が減る時期なので、生まれたばかりと変わらない感じです。
 多少黄疸があるので、顔が黄色く見えます。

2005/02/04(金) ●入院5日目●
AM3時の授乳後、折角落ち着いたのに個室に戻ると泣き出したので、授乳室に預ける事にする。
体調が悪い時や用事のある時、手に負えない位泣く時等授乳室で預かってもらえる。
新生児室と言うよりは託児所に近い感じがする。
授乳室では助産婦さんが全て面倒を見てくれるが、3時間置きの授乳だけは母親を呼びに来る。(相当体調が悪ければ別。)
なるべく母乳を与える為と、母乳を出す&与える訓練の為だ。

AM7時に突然起こされる。
朝食(この日は遅めに運ばれてきた)の前に採血がある為だ。
やっぱり切開跡が痛む。
お通じは勿論無い。
昨日よりはよく眠れたが、食欲がわかない。
朝食の時、義母が授乳室から空を連れてくる。
凄く泣いていたかららしい。
食事中抱いていてもらう。
それからは昨日と同じで、ずっと授乳とおむつ交換、あやしの繰り返し。
何が原因で泣いているのか分からない時は、ひとまず授乳室に駆け込めばいい。

昼は授乳室で飲ませた糖水が効いてぐっすり寝ていてくれたので、こっちも昼寝ができた。
でも何故かその時は新生児用ベビーベッドを嫌がり、抱いて一緒に寝た。
ポットのお湯交換に来たおばちゃんにも気付かない程よく寝た。

起きてから助産婦さんに、今日は沐浴指導があると告げられる。
夕方、産後初めてシャワーを浴びた時、変わり果てたお腹に愕然とする。
下が見えない。
まだ子宮が完全に戻ってないので、ぽっこりなのは仕方ないと分かっていても本当に元に戻るのか不安になる。
個室に戻って暫くするとおばが来るが、今日は旦那は来ない。
休日でもないから毎日来れる訳ではない。
シャワーを浴びた後に沐浴の予定だったが、少し時間を貰い空を連れて来る。
お腹を見て愕然とした事や切開跡が痛む上に便秘な事、体重が減らず増えている事、元に戻るのか本気で悩んでいる事を話す。

おばはすぐに帰る事になったので、沐浴を始める。
頭をしっかり支えなければならないが、重くて中々難しい。
初めてなので仕方ないが、30分かかってしまう。
でも沐浴後、気持ちよくなったのかPM8時まで寝ていてくれた。

沐浴後すぐに授乳をしてはいけない。
1時間は間をあけるのが望ましいと言われる。
次の授乳で問題が出てきた。
左はいいが右を吸わせようとしても泣いてばかりでうまくいかない。
本人の吸う意思はあるが、手と顔が拒んでいる。
人に利き手があるように、微妙な角度や高さによるものだろうと思う。
左で殆どをもたせ、後は糖水に託す事を繰り返す。

悪露(おろ)が酷くなってきた。
切開跡の痛みと合わせてW攻撃だ。
トイレに行くのも苦痛だが、お通じがないと困るので大量の下剤を飲む。

空は3時間以上ぐずらなかった(この時は新記録)が、深夜遂に大泣きする。
母乳を与えても与えても泣き止まない。
糖水で一度落ち着いても個室に戻るとまた泣き始める。
寝かせるのにAM3時までかかった。



※病院で使っている新生児用ベビーベッド。
 下におむつやおしり拭きが入っていて、空ごとセットで渡されました。(笑)
 網袋の中には体温計、ボードは授乳時刻等を記入する為のものです。
 ちなみに場所は私の個室です。

2005/02/03(木) ●入院4日目●
ベッドごと部屋に運ばれると、凄い脱力感が襲ってくる。
一気に疲れが出てきて、やたらお腹が空いてくる。
旦那と義母が部屋に来ていて、空の入ったベビーベッドを前に暫くは喜び合いをするが、悪夢は突然やってきた。

AM3時頃、麻酔が切れ、切開跡が激しく痛み出す。
それは陣痛や出産の痛みなんて問題にならない。(そもそも無痛分娩だった訳で…。)
麻酔が切れたと言っても、足はまだ微妙に麻痺していてうまく動かせない。
あまりの痛みに涙が出る。
「痛い!痛い!」
と、のた打ち回る。
隣で空を抱く事をためらっている旦那が憎らしくなる。
10ヶ月間つわりや重みに耐えながらお腹の中で育て、頑張って産んで、今ベッドで産後の痛みに苦しんでいる私の隣で、健全な旦那が自分の子を怖くて抱けないとはどういう事か!?
そんなの最初だけ、と分かっていてもムカついてつい平手打ち。
何度もぶって痛みを紛らわそうと試みるが効果なし。
結局痛み止めの座薬を入れてもらう。
それも効いてくるまで10分以上はかかり、出産直後に入れてもらえば良かったと激しく後悔。
こんなに痛い思いをするのに、麻酔が効かなかったり通常分娩の人はどんなに辛かろう、と改めて思う。

夕食は時間が時間だったので当然もらえない。
冷蔵庫に買って来てもらった鮭のおにぎりがあったのでほおばる。
ご飯にありつけたのは嬉しいが、少し収まったとはいえ起き上がる事すらできない痛みに耐えて食べるのは辛い。
お腹が空いている筈なのに、おにぎりと少しの菓子でダウン。
歯も磨けない為、口だけすすいで義母の持って来た器に出す。
夜が明けるまで歩行は禁止されているが、そうでなくても歩ける状態じゃないな、と思う。

旦那と義母が帰った後で、子宮の大きさを測ったり、小水を取る為助産婦さんが来る。
最初だけだがこれがまた痛い。
麻酔も効いていないので何かを刺されたと思う位に痛い。
その後は、どうせ6時には起床時刻、と思いながらうつらうつらと夜を明かす。

AM6時、またも子宮の大きさを測るのと小水取りに助産婦さんが来る。
またチューブを刺されるのかと怯えていたら、便器持参だった。
点滴を外すと、歩行訓練が始まると告げられる。
次のトイレの時に助産婦さんが付き添って歩く。
帰りも付き添われる。
この往復を自力で歩ければ訓練は終了、後は自力で歩いてOKという事になる。
トイレは自分の意思で行ける様になったが、痛みはまだ強くお通じはない。(てか無理。)
この日は始めから諦めている。(どうせ元々便秘だし。(涙))
助産婦さんの経過を見る診察でも順調だと言われるが、痛いものは痛い!
座薬を追加してもらう。

本日から母子同室開始。
私は深夜の出産だった為、あまり休んでいられなかった。
PM3時に授乳室に呼ばれ、説明を受ける。
しかし、痛みと眠さと一度に説明された事で混乱し、よく分からないままスタート。
その都度聞けばいい、と自分に言い聞かせる。
ここで初めて母乳を与えるが…出ない。
助産婦さんがマッサージする。(結構痛い。)
それで少しだけ出るが出が悪い。
誰でも最初はこんなものだと言われる。
私も胸の形で、ワキ抱き(フットボール抱き)が適していると言われる。
膝に寝かせられないので凄く疲れる。
左右換える度にクッションの大移動で手間もかかる。
空の吸う力は強いが、私が追いつかない。
1時間程頑張って終了。
これが約3時間置き(勿論夜中も)に続けられる。

ぐったりして部屋に戻るとおばが既に来ていて、その後すぐに旦那も来る。
おばと空は初めての対面となる。
2人が帰る頃再び授乳。
さっきよりは出た…と思ったが、中々空の定位置が定まらず何度も泣かれる。
泣く度にあげ、最終的に糖水(砂糖水)で落ち着かせる。
ここまで来た時には日付が変わっていた。



※初めまして!生後12時間の空ですw

2月絵日記の続き


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