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2007/11/02(金)
思うこと。
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今日も実家に寄って、アイドル犬ライツくんに会いに行ってきました。 私が近づいて行くと、く〜んく〜んって鼻を鳴らして、顔を私の膝に押し当ててくる・・・。 ぐいぐいと強い力で押し当ててくる・・・。 ライツの体があったかい・・・。
最近ダメだ・・・。 ライツに会うと涙が出てくる・・・。 ライツ、年とった・・・。 体も弱ってきた・・・。 お父さんがちょっと前に言ってました。 「ライツはもう長くないぞ。」って。 そのときは、「お父さん!なんてこと言うの!」って力一杯否定したけど、 でも、会うたびに弱っていくライツを見ていると、つらくてたまらない・・・。
あんなにふさふさだった尻尾が痩せてきた・・・。 足元がヨロヨロして、産まれたばかりの馬の赤ちゃんみたいになってる・・・。 ふわふわだった体の毛も固くなってる・・・。
私が高校2年生だった頃、我が家にやってきたライツくん。 「責任持って飼う!」って私が言ったのに、散歩が面倒だったり、 世話が面倒だったりしたときもあった・・・。 結婚するとき、ライツを連れて行くことなんて全然考えないで、旦那さんと2人の生活に夢を馳せてたな・・・。 お父さんに世話を任せて、家を出て・・・。 自分の都合で、会いたくなったらライツに会いに来て、 気が済むまで撫で撫でして、「可愛い〜!!」って言うだけ言って、バイバイ。 まったく、いいとこ取りだよね・・・。
ライツがおじいちゃんになってしまうことなんて、考えてもいなかった・・・。 ずっと元気なままでいてくれるって思ってた・・・。 でも、現実はそうじゃなくって・・・。 ライツを飼うときにお父さんが言いました。 「死ぬとき悲しいよ?」って。 私はそのとき、「絶対大丈夫!最後まで面倒見れる!」って言った・・・。 けど、ライツを置いて結婚しちゃったんだな・・・。 そして、ライツの体が弱ってきた今、私は何もしてやれてない・・・。
責任を持って飼うって難しい・・・。 結局は親に任せて、面倒な部分は全部押しつけてきた気がして、 今になって、ライツに申し訳なくてたまらない・・・。 あのときは、ライツが年を取って死んでしまう日がくるなんて考えてなかったんだな。 そんな日は来ないって思ってた。
でも、体の弱ってきたライツを目の前にして、 ライツが死んでしまうかもしれないって思ったとき、 私は現実を受け入れることができないでいます・・・。 ライツはこの家に来て幸せだったのかなって思うと、 真剣にライツと向き合ってこなかった、無責任だった自分が浮き彫りになって、涙が出てくる・・・。 もう過去を取り戻すことはできないのに・・・。
私にできること、一生懸命考えます。 ライツくん、まだまだ元気でいてね。
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我が家に来てすぐの頃のライツくん。 こんなに小さかったんだね。信じられないな。
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