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2006/08/04(金)
made in china
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会社で腹の立つことがありました。 最近、お茶のポットを新しく買ったんだけど、その開け方がわからなかったらしくって、 社員さんが私にこんなことを言ってきたの。 「これ、開け方わかりにくい!どうせ中国製やろ!?」
えぇ〜〜、なによそれ。 私が中国好きなこと知ってて嫌味のつもりなのかよくわからないけど、 粗悪そうなものを見るとすぐに「中国製!?」だもんね。 決まり文句のように。こういうこと言う人って嫌いだ・・・。 中国製はなんでも悪いって言うんだもん・・・。
確かにね、粗悪なものも多いです。 でも、すべてじゃないと思うし、国民全てが粗悪なものをわざと作ってるわけではないと思う。 少なくとも、私が北京に留学してたときに接してきた中国の人は、 みんな勉強熱心で、尊敬する人がとても多かったもん。
日本人は学校で英語を勉強するけど、学校の勉強だけで英語を話せるようにはならない・・・。 でも、中国の人は違うよ。 日本語学科に通ってる人は、ほとんどの人が日常会話を話せます。 留学したわけでもないのに、みんな学校の授業だけでちゃんと話せるようになるんです。 私は北京に留学したとき、「ニイハオ(こんにちは)」と「シェシェ(ありがとう)」と「ザイチェン(さよなら)」の 3言しか話せなくて、本当に情けない思いをしました・・・。 中国の人は、日々の勉強でレベルの高い語学力を会得しているのに、 私は、2年も日本で勉強した後北京に行ったにも関わらず、たったの3言しか話せないんだから・・・。 現地に行かないと話せるようにならないなんて思ってた自分が、恥ずかし過ぎる・・・。
中国は世界で一番人口の多い国です。 人口が多いってことはライバルがいっぱいいるっていうこと。 自分の夢を叶えようと思ったら、たくさんのライバルより高いレベルに達しないといけない。 そのためには、人より少しでも多く勉強して、その競争に勝たないといけない。 中国の人口は日本の何倍? 私がもし中国の高い競争率の中で努力しないといけないなら、そう考えるだけで疲れます・・・。 でも、中国の人はその競争に立ち向かって、日々努力してるんだよ。 私ってなんて甘いんだろうって、本当に思わされます。
だから、中国をバカにする人は嫌いだな。 中国の人の努力は、本当にすごいです。 少なくとも、私が留学中に出会った人たちは、私よりはるかに高い競争率の中、 自分の夢の実現の為に、本当に本当に努力してたもん。
お茶のポットの、「右に回すと開く」「左に回すと閉まる」 こんな単純な動作を理解できない人が、人をバカにする資格なんてないと思うな〜〜。 しかもそのポットは粗悪なものでもなく、壊れてたわけでもないのに・・・。 私たちはたまたま日本に生まれただけじゃない。 たまたま中国に生まれただけでバカにされるなんて、たまったもんじゃないやい!
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仕事帰り、私のおばあちゃんの家に寄ってきました。 玄関にセミの抜け殻発見!
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