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2003/10/14(火)
忙しいと嘆く前に。
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駐輪場の定期が切れたので、更新の金をケチって歩くいて学校へ行くことに。自転車の時よりも早く学校へ着くのは何故か。
・小説 モモ 著:ミヒャエル・エンデ 訳:大島かおり あのモノクロで味気ない表紙に騙されていた。 スリリングで非常に面白い! どこの時代にでも通用するような、忙しさに他の事を忘れている人を痛烈に批判している。 内容はファンタジーで煌びやかで夢があるけど、どことなく恐ろしい。 だって私がこの物語の登場人物だとしたら、決してモモにはなれないだろう。働かずに、ぼろぼろの服を着て、清らかな歌が歌えるだろうか? この物語で語られる最大の敵は、人間が物質に執着すること。 お金がもらえたとしても、楽しい時間を過ごせないのなら何の意味があるのだろうか。 この物語は、今一度自分の本当の楽しみを見直すように、語り掛けてくるように思う。
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