|
2010/03/15(月)
6で終わり、7で始まったもの
|
|
|
0:0
もくじ
・窓付きとゆめにっきの考察
■窓付きは部屋から出られないのか、出ないのか
難しい問題だ。
窓付きは、自室から出ようとすると、首を横に振る。
夢の中でのみ、部屋を出ることができる。
これも奥深い問題で、諸説ある。
最も明解な、窓付きは何らかの理由で引きこもっているという説、
何らかの理由で家族などに軟禁されているという説、
実は現実世界と思われる世界も夢の中で、扉が開かなくなっているという説…など。
今はどれが正しそうだと言い切れないので、それぞれの可能性を探ってみる。
とりあえず夢中夢の線は捨てる。
遊び方の説明で「つねる」で「起きて」、「現実」に戻れる、ようなことを書いていたはずなので。
現実世界で、引き篭もっているのか、出たくても出られないのか…
何となく、という曖昧な解釈だけど、窓付きは、部屋から出たくないのではないか。という気がする。
軟禁、監禁されているにしては、怪しい部分がある。
なぜゲームが与えられているのか…ゆめにっきを書くノートはどこから…
というのも少しあるけど、何より、窓からベランダに出られるのだ。
窓付きの家がどこにあるのか、下や上に住人はいるのか、までは分からないが、
本当に出たくても出られないのなら、ベランダから人を呼ぶなどできるだろう。
性格上、できないか、
あるいは弱みを握られ…脅されたりしていて、できない可能性もあるが…
では、自ら、部屋の外との関わりを絶ったとすると。
窓付きは、寝て起きて、夢日記をつけてゲームするだけのヒッキーとなる。
なぜそうなったのか…
最もよく言われるのは、何か精神的ショックで引き篭もった…
そこから発展し、精神を病んでしまったというもの。
薙はこの方向性を考えると、精神を病んでいると見る。
彼女はベッドに入ると3秒で夢の世界に行くが…
その夢は、ほとんどが、不気味で、暗く、恐ろしい、狂気じみた世界ばかりである。
彼女は精神を病んでしまい、寝るたびに悪夢を見るようになってしまったのではないか？
また、3秒がゲームの演出じゃないとするなら、目を閉じただけで悪夢を見るようになったのかもしれない
（ここまで来ると悪夢というより幻覚に近いけど…）。
そして悪夢に耐えかねて…
…。
しかし夢の中でも、明るめの世界がある。
ファミコンの夢だ。
彼女は、精神を病む前から好きだったテレビゲームをしているときだけ、心の安定を得られたのではないか。
ただのニートでヒッキーでゲームオタだから、寝て起きてゲームしていたわけではないのだ
（そもそも彼女が小学生ならニートというのもどうかという気がする）。
おお、これは裏づけがあって良いかも。
ただ、薙も1つだけ、どうしても捨てきれない疑問があるので、
「とりあえず」捨てていた、夢中夢の線をもう一度洗ってみる。
（以下エンディングのネタバレ隠し）
あの踏み台、どこから現れたのか？
ゲーム的な見た目で大きく見えるが実際は小さな踏み台で、ベランダの隅っこに最初からあった、
と考えることもできるが、突然あの場所に出現したのは、どうも不自然である。
誰がそこに持ってきたんだ。
…実は、現実世界ではあの踏み台、最初からあそこにあったのではないか？
ゆめにっき内の「現実」を夢中夢とするなら、薙の解釈はこうだ。
本当の現実世界での窓付きは、夢遊病者だった。
ゆめにっき内の夢はもちろん、ゆめにっき内の「現実」で起こしたアクションも含め、
現実世界の窓付きはそれに準じて部屋の中などをうろついていた。
NASUをしていたときも、寝ながらコントローラや何かを握って手を動かしていたかもしれない。
そして、ゆめにっき内の「現実」で、ベランダから飛び降りた窓付きは、
本当の現実世界でも同じ行動を起こして…
という感じか。
まぁ、ハッピーエンド的な見方をすれば、夢の中の現実でベランダから飛び降りる夢を見た窓付きは、
実際はベッドから転がり落ちただけだった、みたいなオチもできる。
ゆめにっき内で空を飛ぶ魔女のイベントでも同じことが起こるし。
まぁ、夢中夢説を取るなら窓付きは夢遊病者なのではないか、と語ったけど、別に夢遊病者である必要はない。
ただそういう夢を見ました、だけで終わりでもいいけど、それだけじゃぁ、
つまるところただの夢オチなわけで、少しでもエンディングに意味を持たせるなら
夢遊病のほうが意味ありげでイイ！と思ったまでよ！
れすなし
ずっと見てると変化します。アハ体験？
|
 |
|
|
前の月
