絵思想3
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2009年5月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新の絵日記ダイジェスト
2010/04/30 死にたくないから、生きてます。活き活きしてなくても生きとんのじゃ!
2010/04/29 思想3まとめ
2010/04/28 DUB-I-DUB
2010/04/27 D.C.E.
2010/04/26 スローニン→オチュード

直接移動: 20104 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 月 

2009/05/26(火) ワーヴィー
今日はゲーセンかな〜
明日もゲーセンかな〜6:34



もくじ
・オタク進化論



この思想の前に、5月25日(昨日)の思想を見なさい!!
この思想の前に、5月25日(昨日)の思想を見なさい!!
この思想の前に、5月25日(昨日)の思想を見なさい!!


さて、薙が思う「内向的で暗い性格のオタク像形成の過程」は分かってもらえたと思う。

これが現代ではだいぶ明るいイメージになっているものと思われる。
おそらくは。

例えば秋葉原などではオタク向けのグッズが多く並び、その売り上げもたぶん上々のはずだ。
いわゆる「オタク産業」である。
オタクは自分の好きなものにはお金を惜しまない。
薙だってそうよ!?
ポップンのこととなるとついお金を使ってしまう!
ポップンをやることもそうだし、限定グッズなんてのが出ると、必要なくてもつい欲しくなっちゃうの!

ほかにも、ニコニコ動画などではオタクが多くの割合を占めているものと思われる。

ほかにも、オタク同士で集まってイベントを開くといったことも盛んに行われている。
オフ会もそうだし、大きく言えばコミケもそれにあたる。
そこでは極めてアクティブなオタクを見ることができるだろう。見たことないけど。

また、オタクであることを隠そうとする人も少なくなっているはずだ。
これが「オタクに対するマイナスイメージ」が現代ではだいぶ払拭されている何よりの証拠。


さて、なぜオタクは「明るくなれた」のか?


薙が考える答えは1つだ。


----パソコン、ひいてはインターネットの普及----


匿名性が高く、不特定多数のユーザが閲覧可能な「インターネット」という場は
オタクにとって非常に好都合だったのである。

匿名性が高いということは、自分がオタクだということがバレても気にならないということ。

不特定多数のユーザが閲覧可能ということは、同じ趣味のオタクが共感してくれる可能性が高いということ。

この2点から、「インターネット」という場はオタクにとって非常に好都合だったのである。

自分の趣味、収集物、知識を惜しむことなく公表できる。
同じ趣味を持つ人がそれに共感し、評価してくれる。
オタクは自信と明るさを取り戻した。

同じ趣味を持つオタク同士はインターネット上で、時には実際に会ったりしながら交流を深めた。
オタクは高いメール・チャット技術と、多少の社交性を得た。

賢明な企業はインターネットの普及に伴い勢いをつけたオタクをターゲットにした商売を展開した。
アニメ、書籍、DVD、フィギュアetc...
時には限定品、プレミアグッズをちらつかせ、オタク産業を確立させた。
オタクたちはそれを逃がさぬよう、行動力を得た。


そしてオタクは止まらなくなった。


こうして現在のオタク像が確立した。
と薙は考える。

オタク同士で特に気遣うこともないかと、服装や外見は気にしていなかったり、
また、オタク同士のコミュニケーションしか想定していないため一般人との付き合いに滅法弱いなど
いまだ社会に溶け込むには異色な存在ではあるが、ネガティブイメージは確実に薄れてきていると感じている。

また、オタク産業とは別のところで、一般企業の商品やポスターのイラストにも、
どこかオタク受けを狙った雰囲気が感じて取れたり、「オタクの存在感」とでも言うか…
重要性とも少し違うが…
そういったものを認めざるを得なくなってきているようにも感じる。


一方「オタクきめぇ派」が犯罪をオタク文化のせいにしようとするなどの逆風もある(あった)が、
結局のところ世論は今のところ「オタクは犯罪者予備軍」というふうには動いていないようだ。
オタクは間違っていなかったのだ!
間違ったオタクや悪いオタクはいても、オタクは間違っていないし悪でもない。
みんなと同じ、明るく楽しく暮らしたい人間なのだ。

たぶんそこんとこに社会は気づいてくれたのだと思う。

だからオタク産業も栄えたし、一般企業でもオタク向けの商品やサービスを提供することも見られるようになった。
何らかのプレゼント企画において「ゲーム機」がよく見られるのもそういった背景があると思う
(尤も、少し前と違い、現在一般企業のプレゼント商品でゲーム機が使われる場合大半はWiiであり、
 そうなると、Wiiが狙った客層やその成功の経緯も考慮する必要があるのだが…)。


こうしてオタクは社会的に一定の地位を得るに至った。

これが薙の考える「オタク進化論」である。


あれ、薙の思想にしてはうまくまとまった気がするゾ




れすなし




これはトレス


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.