|
2008/08/08(金)
雉
|
|
|
++ 雉9:46
もくじ ・
薙は自分の家族と、叔父の家族(=いとこ)たちと一緒に、10数人で山に遊びに来ていた。 童心に返って、川のほとりで、いとこと水かけあってはしゃぐ薙。水遊びなんて久々だった。
しかし楽しい時間は突然の叫び声とともに終わった。 振り返ると、ヒグマが歩いているのが見えた。
とにかく逃げなければと思って、悲鳴のような、怒声のような声をあげる皆と一緒に走った。 その中で、誰かが立ち止まったような気がした。 薙はそれが誰なのかは確認できなかった。
何とか安全な場所まで逃げ延びた。自分の安全は確保された。 ここで初めて、周りの人の安全を確認する薙たち。人数を確認する。 一人足りない。 薙の父さんだ。 逃げるとき、一人立ち止まって、薙に何か言っていた気がする。父さんだったのか。
父さんの身の安全を確かめるため、そこにあった山小屋にて、一報を待つ。 管理人だろうか、男が一人入ってきた。 男「大事な話をします。私語は一切しないで聞いてください。 薙さんのお父さんですが、残念ながら亡くなりました。」 すっ、と薙の頭の中が真っ白になった。 男「…ニュージーランドから、ある一人の男がやってきました。その人は日本で…」
っていう夢だった。 起きてから、泣きそうになっている自分に気づいた。
れすなし
薙こそ最強!見事越えて見せよ!!
|
|
|
|