ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2011年6月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2012/05/31 1年間の思想まとめ
2012/05/30 知 ら な い の ?
2012/05/24 ちち
2012/05/23 もち
2012/05/22 スタウラストルム ドルシデンティフェルム

直接移動: 20125 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 月 

2011/06/29(水)
10:26




もくじ
・俺の嫁




「〜は俺の嫁」
という言葉をネット上でよく見かける。

俺はこのキャラクターが好きなんだ、という意味だ。
実在する人物に使う場合もあるだろうけど薙はあまり見かけない。
たぶん色々な問題が生じるから実在する人物にはあまり使わないんじゃないかな。

ところでこの言葉、1人が1人だけに使うというわけでもないらしい。
「Aは俺の嫁」
だけど
「Bは俺の嫁」
でもある、といったこともあるようだ。

好きなキャラクターが2人いたら、AもBも俺の嫁ということになるらしい。

まぁ、あくまで「俺の嫁」というのは比喩表現みたいなもので、
「好きの最上級」みたいな意味だろうから、別に2人以上に言っても問題はない。

でも、なんか、意味が薄れる気がするのだ。

AもBもCもDもEもFも俺の嫁、と言う人がいたら
「それほんとに好きなの?」
と思われるだろう。

そしてそういう使い方ができるから
「Aは俺の嫁」
と言った時の意味も薄くなってしまう。
「本当にお前の嫁ってAだけなの?」
と勘ぐられても仕方が無い。

そこで、言い方を変えてみる。

「俺の嫁はA」
ならどうだろう。

ただ言葉の前後を逆にしただけだけど、受け取る意味が違って聞こえないだろうか。

主語は「A」ではなく「俺の嫁」になっている。
「A」が主語の場合、それはBにもCにもDにも置き換えられるが「俺の嫁」が主語ならその心配はない。

そして「嫁」は日本の法律上1人なので、それ以上はいないということを示唆している。
つまり「嫁はAしかいない」と限定される言い方にならないだろうか。
※日本の法律をマスターしているわけではないので本当に日本の法律上嫁は1人に限定されるかは知りません

あるいは別の言い方をするならば。

「Aが俺の嫁」
ならどうだろう。

例えば
「昼ごはんにパンを食べたのは誰だ」
という問いで
「僕はパンを食べました」
だと、他にもパンを食べた者がいそうな気がする(「僕もパンを食べました」と続く空気がある)が
「僕がパンを食べました」
だと、犯人が自首するシーンのような限定的なイメージがするじゃないか。

そもそも「〜は」と「〜が」ってどう違うんよ。
「私は田中」

「私が田中」
ってなんとなく違うのは分かるけど具体的に何が違うのよ。

ざっくりと調べると
「〜は → 既に知っていること」
「〜が → 知らなかったこと」
らしい。

つまり
「りんごは赤い」………既に知っていること
「りんごが赤い」………今まで赤くなかったけど、今、赤くなってるのを知った(熟したとか)

「私は犯人」………既に知っていること
「私が犯人」………明かされる真実

「Aは俺の嫁」………既成事実(既婚)………前妻がいるかも
「Aが俺の嫁」………夫婦誕生(新婚)………前妻はいないよ

となる。

こうなると別の問題が出てくる。
「Aが俺の嫁」
の場合、確かに他に嫁はいないというニュアンスが伝わるが、
その一方で「今までは嫁ではなかった」というニュアンスも伝わってしまう。
その場で決定したような印象だ。


となると、自分が愛しているのはこのキャラクターだけだ、他に嫁は居ない、
という印象を与えつつ、しかもずっと俺の嫁なんだぞ、というニュアンスの言い回しは
「俺の嫁はA」
となる。


これからは、あなたの嫁を主張するときは「俺の嫁はA」をお勧めします。
「Aは俺の嫁」は、一夫多妻制にてご利用下さい。




れすなし




この展開もう飽きたよ


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.