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2010/05/08(土)
誰か
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うん?31:06
もくじ ・ゆめにっきのキャラクターについて考える
薙がゆめにっきをプレーして、印象に残ったキャラクターについての考察。
■鳥人間
ゆめにっきにおける、唯一ともいえる「敵」。 怖くても無害なものはたくさんあるが、こいつだけは有害である… と言いつつ、有害に近い存在のものは他にもいる。
また、有名なのは、鳥人間のピクニックである。
窓付きが見る夢の中で最も明るい雰囲気で、 ラジカセから流れる陽気な音楽、シートにおにぎり、踊る3人の鳥人間。 しかし、窓付きはツタに遮られ、その中に混ざることは出来ず、見守ることしかできない。
これはよく、楽しい雰囲気や友達の輪の中に混ざることが出来ず孤独な心情の表れだと言われる。
こいつは何の暗示なのか…
薙が思うに、鳥人間とは、窓付き本人…自分のことではないか。
とすると、鳥人間を包丁で刺すとは、即ち、自傷行為。 自殺…リストカットである。
鳥人間を刺すと、鳥人間は死なずに発狂し、窓付きを出口のないマップへ追いやる。 つまり、自殺したくても、死ぬ前に思いとどまってしまい、ふさぎこんでしまう。 そういったことの表れではないか。
特に、ろうそくの部屋の鳥人間を刺すと、神速鳥人間となり、超高速で発狂する。 ろうそくは人命を表すともいう。 命に関わる場面において、いっそう拒絶心が働いたのではないか。 同様に、ギロチン部屋や地獄など、死をイメージさせる部屋では常時発狂し大量発生する。
この考え方だと、発狂鳥人間は、窓付きの自殺を止めてくれているということになる。
ピクニックに関しても、窓付きが3人…ではないけど、 窓付きはみんなと一緒に楽しく過ごす姿を妄想し、憧れている。 しかし、そういった行為に踏み込めない様子を表しているのかも。
http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/holicholicholic/?Y=2010&M=3&D=17の思想のシナリオに照らし合わせるなら、 窓付きは、モノ子以外の、生きてる人間に対してもトラウマができてしまったのかもしれない。 モノ子が無残な姿になってゆくのを見てしまったので、人の姿がそう見えてしまうような幻覚とかがあるのかも。
それで、学校の友達とも普通に接することができなくなってしまった。 親ともまともな会話ができず、ついに引き篭もってしまう。
あれ、どうしてこんなところで引き篭もりの理由なんか書いてるんだろう…
ついでに書いておくと、窓付きは、ポニ子やモノ子モノ江はもちろん、 オブジェクトを除いて多くのキャラクターを刺し殺すことができる。 しかし鳥人間を殺すことはできない。 他の人間は殺せても自分を殺すことはできなかったのではないか。
他の人間を殺せても、とは、薙の考察では交通事故で死んだモノ子のことです。 窓付きは事故で死んだモノ子のことを「自分が殺した」と思い込んでいます。
れすなし
鳥人間
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