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2010/11/17(水)
跋扈
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今更だけど、思想のアイコンはだいたい、 薙=リアルに関する出来事の思想 タンホイザー=薙の妄想癖が暴走した際の思想 ケイト=音ゲーに関する思想 NAGI=音ゲー以外のゲームに関する思想 で使い分けしているよ24:42
もくじ ・MUGENの薙のAIのダッシュの挙動について
今までの薙のAIは、ダッシュで距離を詰める際に、 ダッシュのポーズのままアニメーションせず地面を滑るように移動していた。 あとダッシュの足音がえらい速度で鳴っていた。
この原因自体は分かっていて、薙が「ダッシュ→ニュートラルに戻る→ダッシュ・・・を繰り返している」ことだ。
つまり、ダッシュし続けてくれないのだ。
結果的に、1フレームおきにダッシュしているのだから前進はするけど、 1フレーム目の画像しか表示されないから、地面を滑るようなかたちになっていたというわけ。
これを解消する前に準備が必要らしい。
本来、ダッシュは方向キーを前に2回押すとスタートし、キーを離すと停止するようになっている。
つまり「ダッシュのステートに移る条件」は「前を2回押す」 「ダッシュのステートが終わる条件」は「前を離す」になる。
ここが穴で、AIというのはコマンド入力で技や行動をしているわけではない。
AIは「波動拳を出す」と判断したらその瞬間に技は発動しており、人間のようにコマンド入力は必要ない (いわゆる、歩きながらタメ技を出したり、投げ間合いに入った瞬間に投げ技を出したり・・・というやつ)。
つまりAIはダッシュの開始、終了条件の「前を2回押す」「前を離す」を満たせないのである。
それでもダッシュが1フレームだけ出るのは、薙が 「ダッシュのモーションに移れ」と命令を書き込んだからである。
それにたいしてAIは 「はい、1フレームだけダッシュしました」 と返事をしていたのだ。
肝心の対策はこうだ。 上に書いた「準備が必要」の内容を説明する。
まず、ダッシュの開始、終了条件が「コマンドを入力したら」では、AIはいつまでたっても入力できない。 AIはコントローラを持って操作しているわけじゃないので。
なので、ダッシュの条件を少し増やしてやる。
1つは「AIが起動していなければ、コマンド入力でダッシュする」 もう1つは「AIが起動していれば、距離が30以上あるとダッシュする」 とする。
こうすることで、AIはコマンドではないダッシュ条件を与えられ、喜んで走ってくれる。 この命令の書き方ならAIは「走り続けて」くれる、らしい。
これでもまだ、あまりきれいな動きではない。 例えば、相手が歩いて後退している場合、AIの薙は距離31より離れた瞬間ダッシュし、 距離30以内に入ると停止、を繰り返し、やはり不自然な動きをすることになる。
が、とりあえず地面は滑らなくなったので良しとしましょう。
れすなし
ひながた、ひながたをつくる。
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