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2010/10/05(火)
死ね
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死ね27:54
もくじ ・死ね
たぶん読者のかたがたはタイトルとか目次を見て、不愉快になったものと思われる。
この「死ね」という言葉、けっこう便利なもので、一見すると脅迫のようだが、実はそんなことはないらしい。 「殺す」なら脅迫になるが「死ね」は脅迫にならないようなのだ。
というのも、脅迫というのは、相手に何か危害を与えるという意思表示をすると該当するらしいからだ。
「殺す」の場合、相手に対して刺すなり殴るなりの危害を加えるというのがすぐ分かる。
しかし「死ね」は、別に相手に何かするということではない。
しかも、侮辱罪にも適応されないようなのだ。
「馬鹿」は、字の如く相手を馬鹿にする言葉であり、人の尊厳を傷つけるものである。
しかし「死ね」は別に相手の何かを卑下する言葉ではない。
つまり「死ね」という言葉は、相手の命に関わる危険なワードでありながら、言っても何の罪にもならないのである (ただし「死ね」といった内容のメールを100通も送りつけて逮捕された例などはある)。
………
薙はつい昨日Pixivに絵を投稿したのだが、「死ね」というタグが薙の絵8枚につけられていた。
まぁ、別に、このタグをつけてもらえたこと自体は喜ばしいことだと思う。
少なくとも「死ね」というタグをつけたいくらいに、薙の絵は印象に残ったことになる。 興味が全くわかなければ「死ね」というタグをつける間も無くスルーするだろう。
とはいえ、タグをつけたのは十中八九悪意のある行動だろうし、何かできないものかなと思って少し 「死ね」について調べてみたら、どうやら「死ね」という言葉は人畜無害らしかったということだ。
まぁ、そのタグをつけたユーザー、ご丁寧に薙のプロフィール画像とプロフィールの文章をいちいちコピーして 薙のにせものになりすましてタグをつけていたので、よくまぁ薙の絵なんかにそんな熱心になってくれたなぁと。 新規登録からタグ付けまで数十分はかかったんじゃないだろうか。
そのプロフィール画像、薙が描いたものだから、それはPixivに訴えれば著作権侵害とか その類の罰則が適応されるだろうけど、おもしろいのでそのままにしておいた (今、薙のお気に入りユーザーに薙がいるという不思議な状況になってる)。
薙のプロフィール画像pngなのにjpgで保存しているあたりもツメが甘いし…
それにしても、薙の絵の何が、その人をそこまで駆り立てたんだろう? 薙の絵にそんな力があるとは思えないけど…
れすなし こっちまで「死ね」と送ってきてくれたら面白かったんだけどw
葬儀会場の隅っこで独り黙々と描いたタンホイザー。 さすがに眠気と疲れで集中力が途切れてきているのがわかるだろう?
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