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2004/12/08(水)
後遺症
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大変な問題を突き付けられたみたい。
ホルモンの今度のアルバムに入るかもしれない曲が、入らないかもしれない。 むしろ、「入れられない」が正しいのか? タイトルは「川北サリン」。 そう、「サリン」って、あのサリン。 歌詞にもそれは出てくる。でも、あの事件の事を中傷してるとかそんなんじゃない。 むしろ、ソレの恐ろしさを書いてる。 でも、その言葉自体が「不適切」という理由で、この世から消されてしまうかもしれない。
表現の自由と規制。 あたしには、正直、何が正しいとか正しくないとかなんて分かんない。 ただ、その曲はすごく聴きたいと思う。絶対カッコイイ曲だと思うから。 亮君が「自分の子供」と言う曲達には 「ロックで番狂わせを起こしたい」って気持ちが込められてる。 あたしは、亮君に番狂わせを起こしてほしい。
亮君の気持ちを汲んで、アルバムに入れてほしいと思う反面 あの事件で被害に合われた方の事を考えたら、多分入れられないだろうと思う。 被害にあった人達は、きっとあの言葉自体がトラウマになってると思うし 今の世の常識で考えたら、「入れてほしい」という多数派より 「入れないで欲しい」という少数派=弱者と見て、尊重するだろうからね。
でも、そうなると曲を生み出した亮君はどうなる? 亮君は蔑ろにされちゃうの?それでは酷すぎる。
うーん、本当に難しい問題。うまく中立の場所が見つかればいいんだけど…。 あたしは、あくまで「聴きたい派」です。 でも無理矢理にでもアルバムに入れる!なんて事はしてほしくない。 だって、そんな事してまで「メジャー」にこだわってるバンドじゃないでしょ、ホルモンは。 亮君に番狂わせを起こしてほしいけど、「番狂わせ=この曲をアルバムに入れる事」でもないと思うし。あたしは。
もし亮君が番狂わせを起こす為にあたし達の力が必要だというなら、いくらでも協力するよ。 あたしもホルモンに番狂わせ起こしてほしいから!
あたしの考えはこうです。 もし、「川北サリン」がアルバムに入らなくて、でも「聴きたい!!」って人が沢山いて ホルモンも「どうしてもこの曲を世に出したい!」って事になったら 自主制作でCD作って、ライブ会場で売ったらいいんじゃないかな。 それなら、一般(テレビやラジオとか)には曲は出回らないと思うし 本当に曲を聴きたい人だけが買うでしょ? 聴きたくない人はCD買わなければいいだけし、もし聴いてしまいそうな状況になったら それはある程度自分で防ぐ事も出来るはずだと思うし。
なんて、自分勝手な意見を述べてみました。 今後この「川北サリン」がどうなるのかは、きっとうちら、ファンに懸かってると思います。
誰も死んだりしないように…人間エンピ。
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