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2004/10/13(水)
お疲れ様と、ありがとうと、おめでとう。
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くり君が、約4ヶ月かけてママチャリ日本一周を今日、無事に終えました。
最初、くり君が旅に出るって日記に書き始めた時は、まさか日本一周とは思ってなかった。
どっか行きたいところがあるのかなー？程度に思ってた。
そしたら日本一周を目指してるなんて・・・。
あれよあれよと言う間に北海道入りして
北海道も一周して、また本州に戻ってきて・・・。
毎日くり君の日記を読んでるあたしとしては、日記が更新されなかったりすると
もしや事故！？病気！？怪我！？とか、色々心配になった。
時々「死んだら楽だろうな・・・」とか書いてるのを見て、ほんとに心配した。
そんなに辛いなら、やめようよって言いたかった。やめるのも勇気だって。
「死んだら楽だろうな」なんて、軽々しく言わないでって言いたかった。
でもあたしには、くり君を「死んだら楽だろう」と思わせるほどの旅の辛さが分からない。
それなのに、「死なないで」とも言えないと思った。
勿論くり君が死んでもいいとは思わなかったけど、あたしには何も言えない、何も出来ない。
死のうとする人を止められるほどの力もない、非力な人間だと思った。
それでもくり君は、生きて自転車をこいで、九州、沖縄、四国・・・と回って
やっと今日、ゴールしたわけです。
きっとこの4ヶ月間で、くり君は一般的な人が一生の内に経験する事の半分くらいは経験しちゃったんじゃない？
それくらい、すごい事を成し遂げたんですよ。
本人はそれ程すごい事と思ってないかも知れないけど、そこいらの人は、
そう簡単には自転車で日本一周しようなんて思わないし、やろうともしないはずです。
やろうと思えばできるけど、やりたくない事をやった。だからすごいんです。
くり君は男の中の男だよ。
くり君の一言で、あたしも本気になったから。
くり君が「行ったほうがいいよ！」って言ってくれたから
一人でも大丈夫って思って、高松行く事を決めた。
少ない言葉だけど、その言葉には不思議な力がこもってた。
日本を一周した人の強さと言うか、何と言うか・・・。
上手く言えないけど、くり君には、何度お礼を言っても言い足りないな。
今度会えたらいっぱいありがとうを言おう。
そして、誕生日にゴールできてよかったね。
本当におめでとう。そしてお疲れ様でした。
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