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2005/05/08(日) お別れ
1日遅れで伝えられた事だった。

昨日、うちの会社のお隣さん宅で飼われていた秋田MIXが、その18年にわたる生涯に幕を下ろした。
最後の2年間は、奥さんが付きっ切りで介護している状況だった。
朝晩のトイレも腰に手を添えて付き添い、少しの気温の変化にプルプル体を震わせると体を撫でてやる。
オヤっさんが見た部分はその極々僅かな部分でしかないが、犬飼として、とても影響を受けた。

痴呆も進み、飼い主以外を認識出来ない子で、流石に手を出せなかったが、見ているだけで色々伝わってきた。
何ていうか、本質的な部分っていうのだろうか?

人間側としては"安楽死"という手段も残されている。勿論、場合によっては"それ"も否定出来ないのも事実ではある。
痛がったり苦しがったりしてたら…見てられないな。

しかし、その手段を知りつつも、あえて実行しなかったT夫妻。本当に素晴らしいと思う。
ペットの命は、我々飼い主次第でどうにでもなる。
エサをあげなければ死ぬし、虐待を続けても死ぬだろう。
安楽死を選択すればすぐ死に、しなければ生きながらえる。

T夫妻は、あえてと言うより、必然的に後者を選択した。その為の努力は、
時々様子を見に行くオヤっさんごときには計り知れないパワーを必要としただろう。

そんな素晴らしい犬飼の大先輩に言う言葉は無いですね。
ただ「大往生でしたね。ご苦労様」とだけ言った。

その子も18年間、その家族と生活を送れてきっと幸せだったはず。満足してこの世を去っただろう。


そのご夫妻を見て常々思う。
「はたして自分だったらどんな選択をするのだろう?」と。
勿論、それで投げ出す位でチャンコ、なめこを飼ってるつもりは無い。だけど…
形は違えど、いつかは通る道。
うちの奴等も大往生するまで付き合うぞ!!って何か変な言い方だな〜

心よりご冥福を祈ります。


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