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2004/10/11(月)
熊被害…
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やはり地球が悲鳴をあげてきたのか、おかしな出来事が多い。 ここ最近の台風、火山もそうだが、地球レベルの問題が続く日々。
ここ数日では、大型台風の被害もそうだけど、やはり熊の問題も かなり重要視しなければならない問題だと思う。 そもそも、以前より、猿が民家まで降りてきて餌を物色していた事は記憶に新しい。 それが熊に変わっただけだと思う。
日本人って(だけじゃないが)直接被害の及ばない事って直ぐに忘れる傾向が強いと思ってる。 「猿がかわいそう」「熊がかわいそう」って言うのは簡単で、 確かに、彼等に罪はまったく無く、彼等のテリトリを奪った我々に非がある事も明白。 だから難しい問題だと感じている。
打たれた熊達…みんな細かった。あれじゃ冬は越せないと思う。 彼等も止むを得なく民家に降りてきたんだろう。
何でこれを書く気になったかというと、あるニュース番組で、 地元の民家に下りてきた熊が、庭先にある柿を食べていた。 それをホームビデオで撮影した主婦がいて、その映像に 「可愛いねぇ〜愛らしい」と、近所で被害が続出してるにも関わらず、そんなコメントをしていた。
その奥さんは本当に凄いと思う。 俺達が外野から「かわいそうだ」「何とかしろ」っていう以上に、 自分にも身の危険が降りかかるかもしれないのに、 熊との調和を実践してみせようとした彼女。素晴らしい。
そこまで考えて無いにしろ、本気で凄いと思った。 餌を自由に食べさせる環境を作るから熊(猿)がまた来るんだよっていう話も良く分かる。 だけど、その餌場を無くしているのは我々である。
だから凄く難しい問題だと思った。
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