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2006/12/27(水)
丸い餅、四角い餅
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クリスマスが過ぎて、もうすぐお正月。 年末ギリギリにお正月用の食材を一気に仕入れるのは大変なので、日持ちのする物だけでも 買っておこうとスーパーへ出かけ、お雑煮用の丸餅、白味噌、蒲鉾等を買ってきました。
大阪に引っ越してから、お餅を買うのが楽になりました。 私は九州出身、主人は大阪。 お雑煮に入れる餅は丸餅です。 関東(東京都 ・ 埼玉県)で暮らしていた頃は、スーパーに丸餅がなく、 都内の大型デパートへ買いに行っていたものでした。 デパートでさえも丸餅はたった1種類しかなかったんですよ。 大阪だと丸餅が普通なので、何種類も置いてあり選ぶことができます。
「何で丸餅と角餅があるんだろう」と疑問に思っていたら、先日の朝日新聞・夕刊(多分関西版)に この話題が載っていました。
お正月を雑煮で祝う習慣が庶民に普及したのは江戸時代中期。 すでに室町時代から上流階級の人々の食べ物として雑煮が食べられていた京都では もともと丸餅だったため、主に西日本には丸餅が受け継がれた。 一方、長屋が多かった江戸では、道具を持ち歩き餅をついて回る餅屋が登場。 ひとつひとつ丸めるのは手間がかかるため、ついた餅を平たくしてのし餅にし、 これを包丁で切って食べたため角餅になり、東日本に普及した。 (朝日新聞より)
お雑煮ってお餅だけでなく、味噌仕立て、澄まし仕立てとか 地域によって違いがあって面白いですね!
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