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2008/01/05(土)
大竹しのぶさんの舞台
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今日は梅田芸術劇場・シアタードラマシティに、舞台 「ビューティ・クイーン・オブ・リナーン」を 観に行ってきました。 大好きな大竹しのぶさんの舞台です。
アイルランドのリナーンという小さな村で暮らす70才の母親(白石加代子)と40才の娘(大竹)。 母親は家事や自分の世話を娘に押しつけ束縛、娘は母を嫌いできる限りの嫌がらせをしている。 知人のパーティに出席した娘はある男性に恋をした。 恋を実らせたい娘は母の存在が疎ましくなり、世話をしてくれる娘がいなくなると困る母親は 娘の恋を邪魔しようとする。 ある日、母親は男性から来た手紙を娘に渡さず燃やしてしまう。 それを知った娘は母を殺そうと・・・
この舞台、会話は面白くて笑えるんだけど、女同士の静かな闘いは恐ろしいものがあります。 同じ屋根の下で暮らす親子の狂気、生活から逃れられない悲しさ! 人の寿命が長くなり、親の介護で自由を奪われる子(娘)が多くなっている今の世の中。 こんな肉親同士の闘いが普通に起きてもおかしくない・・・ 考えさせられる舞台でした。 ただ、お正月に観るにはちょっと暗いお話だったかなぁ・・・(-_-;)
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