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2004/11/08(月)
社長じきじきの業務命令!?
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ただいま研修期間中。
「とりあえず、よそ者(京都で生まれ育った人ではない、の意らしい)だから、まずは京都市中京区の通りをすべて暗記してもらいます。大学出たばかりだから、暗記には慣れてるでしょ。」 これが社長からの最初の業務命令だった。
そんなわけで最近は、大動脈から毛細血管まで、すべての通りの位置と名前を覚える毎日です・・・。 でもこれが、なぜか楽しすぎる!!
毎日、9:30AMに出社。朝の掃除と社内連絡を済ませたら、 「では、通りを覚えに、外回りに行ってきます。」 と伝えれば外に出られる。 そのあとは、終業時間の夜7時まで京都の街を観光・・・いや、道の名前と交差点の目印を覚える。
京都市の地図を片手に、てくてくと道を歩く。 「おっ、雰囲気の良さそうなレストラン。覚えておこう。」 白地図に記入。 「ああぁ、いい香り。焼きたてパン屋さんか〜。要チェック。」 白地図に記入。 「あれっ? こんな所にスーパーが。家から近いな。」 白地図に場所を記入。 「ほほぉー。これが二条城かー。すごーい、ひろーい、おおきーい。」 なぜか携帯で写真を撮る。 「むむ!? 電気風呂? 銭湯か。休みの日に入りに来ようかな。」 また白地図に記入。 「馬とがちょう料理の店?? 面白そうだけど・・・高い・・・。最初の給料日の楽しみにとっておこう。」 これも白地図に記入。 「そろそろ夕方6時だから、会社に戻ろう。」 とまぁ、こんな楽しい毎日。
不動産会社の社員だから、すべての通りに精通していて、すべての通りの目印も覚えていて、 地図無しでどこの物件でも案内できるようにしなければならない。 通りを覚えるのは、見習い社員としては当たり前の仕事なんだろうけれど。
僕は引っ越してきたばかりで何がどこにあるのかもわからないから。 給料を貰いながら、街じゅうのどこに何があるかを見て回れるとは一石二鳥の仕事ですな。 いや、週末にはプライベートで観光するための場所もチェックしてるから、一石三鳥かも。
左から二条城がある通り(堀川通り)、二条城の見張り塔、二条城のお堀。今度、休みの日に観光に行きたいな。
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