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2011/09/23(金)
かまったら負け
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神聖かまってちゃんの新曲「友達なんていらない死ね」を聴きました。 こりは良曲(・ω・)
彼らの「夕方のピアノ」を初めて聴いた時に、の子の紙一重が本物なのだと確認出来た。ファン大絶賛の「ロックンロールが鳴り止まないっ」は私はあまり好きではなくて別段名曲だとも思わないんですが、「夕方のピアノ」のあっち側感というか「ロックンロール〜」では感じなかったの子のアワワ☆な部分(才能と呼ぶのは彼に相応しくない言葉な気がする)が、とてもロックだなと思いました。 「花ちゃんはリスかっ!」も好きな曲だし、「ベルセウスの空」も好きです。なんかね、戸川純に唄って貰いたい。オーケンとか。ナゴム全盛期だったら確実にの子はカリスマに祭り上げられてたと思う。ほんでぶっこわれて死んでたと思う。
正直、正直ね、「の子は私を救ってくれたありがとう」と泣きながらネットの内外問わず叫んじゃう系の人はあまり好きではなくて(←否定ではなく無関心のほう)、だから信者がそんなんばっかなイメージの神聖かまってちゃんも好きではないのだけれど、ほんとたまにビックリドッキリギックリしちゃう歌を唄えちゃうのが、の子だよね。 の子は「剥き出しの飴ちゃんをずっと持ってるみたいな人」だ。包み紙なんかとっくの昔に捨てちゃってさ、その時はすぐ食べようと思ってたんだろうね。でも誰かに話し掛けられたり他のことしてたら食べるのすっかり忘れてて、手に持ってたからベタベタする。困って、だからポケットに入れるんだけどあれ今俺入れたかな入れたよねって本当に其処にあるか何度もポケットに手を入れて確かめて、あるわやっぱりある俺入れたからあるって安心して、たまに嘗めてまたしまう、そしたらまた不安になるんだよあれどこやった今俺入れたよねって。 そんなことをもう20年くらい繰り返してるんじゃないかと思う、独りで。
だからこそ、ライブ映像とか路上配信見てるとさ、足繁く通うファンも通行人も、みんな薄笑いじゃん、MCと呼んでいいのか微妙だけどライブ途中、の子がPCいじりに集中したり何言ってんのかわっかんない時にクスクス笑いが起こるじゃん、もうさぁあ!
ア゛ーーーーッ!
ってなるwwwwwwwwwwwwwwwww ウボァーーーッ!イーーーーッ!ってなる、なんかなんつぅのこれw、わかるかな?wwwwwwwww あの愛想笑いにも似た取り敢えず笑うとけ感っていうか面白くて笑ってるわけじゃなくてさ、ああ本当に吐き気すら覚えるんですよ、もう「色んな隙間埋める為に取り敢えず笑えば私そっち側」みたいなのやめようぜ!他のバンドでも!
彼が書いた歌詞の内容について彼是「解説」するのはナンセンスだと思っているし、私は彼が道化だろーとマジキチだろーとどうでもよくて、ただ、ライブで腕切って血塗れで死ね死ね死ねと繰り返し叫ぶ彼に共感し共鳴し共闘する方々に幸多からんことを、祈ります。
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