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2011/07/19(火)
「蝶毒」フルコンプしました
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アロマリエさんから5月に発売されたR18乙女ゲー「蝶の毒華の鎖」、皆さんに「わしコレやっとるよ！」の知らせも何もなくこっそりフルコンプしました。
時は大正時代、華族の御屋敷を舞台に紡がれる愛憎劇。殺人・復讐といったミステリー要素を織り込み、キャラをクリアする毎に「犯人」の動機や背景が明らかになっていくシステムです。
シナリオ担当が明治大正に強いぶんげさんでしたので、かなり期待しつつのプレイでした。
これは18禁乙女ゲー 最 高 傑 作 と言って良い！
あれでしょ、ウチのサイト来てるお客様もそろそろ皆成人した頃でしょ、PCゲームやろうかなぁなんて思っているそこの貴方に、是非オススメしたい…！
但しこれが18禁乙女ゲーのレベルだと勘違いしては駄目だ、これは別格と位置付けなければ、他のゲームの手抜きっぷりカスっぷりに落胆する事になるからだ。
立ち絵もバストアップも綺麗だしスチルも美しい、いやこれ大事、ゲームやってて回収するスチルでガッカリするなんてよくあるけど、「蝶毒」は全部美しいよ、珍しいよ。
珍しいといやBGMがまた神だよ、なんでこんなクオリティ高い音持ってこれたんだアロマリエ！来月出る音楽集(サントラ)も絶対買うわ！
乙女ゲームにおいて一番難しいのがヒロインの立ち位置というかキャラ設定だよね、前に出過ぎず下がり過ぎず、感情移入し易くかといって第三者的な視点も欲しい、変な特徴持たせちゃうと途端にウザくなるからといって無個性では飽きられる……「蝶毒」ヒロインはそこいらへんのバランスが絶妙でした。
プレイの際は名前変更などせずに、デフォルト名「野宮百合子」のままクリアする事を推奨します。ヒロイン＝自分なんて置換はせず、大正時代を描いた小説を読むが如く、華やかなのに昏いあの雰囲気を味わうべきです。
18禁だから勿論そういうアレも色々あるわけですが、なんかもう「トッピングどうなさいますか？」「全部乗せでお願いします」みたいな事になってますｗｗｗｗｗ詰め込んだな詰め込んだよパターン全部やったよやりよったｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
スチルも音楽も素晴らしいのですが、やはり何と言ってもシナリオでしょう！
「蝶毒」圧勝の理由はシナリオ！
特に真島ルート最終章、最後の最後に彼視点で語られる独白……私がサイトに載せている自らの作品は、元となるゲームや漫画や小説で語られていない部分を補なうものが大半ですが、真島ルートのオーラスがまさにコレでしてね……いやコレが作品の理想的な締め方なんですよ、さすが丸木文華、ゲームシナリオだけでなく小説書いてるひとだぜ解ってるぜあんたって感じで嬉しくてしゃあないんです。しかもこの真島トゥルーエンディングだけスタッフロール時に流れる曲が違うんです、「終わった…！」感がはんぱないんです、切なくて苦しいんです真島が好きなんです(鼻息)
攻略順序としては、斯波→秀雄→藤田→兄様→真島の順がベストです。真島のトゥルーは最後の最後に見てこその「蝶毒」だと思います。
常日頃から申し上げている通り、私は「死ネタ」やら「バッドエンディング」やらの呼称が好きではありません。ゆえに、今作も凄い死にますし陵辱されますし発狂もしますが、誰のどのエンディングにも「バッド」は存在しません。「爆笑エンディング」は存在しますｗｗｗｗｗｗいやマジで安元お前だお前ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
これほどファンディスクを待ち望む作品はありません、アロマリエさんは作成検討中との事ですが、是非買わせて下さい！予約特典つけてね！と土下座したいくらいです。
ちなみにCV発表
斯波→加藤将之
兄様→ひらりん
秀雄→間島淳司
藤田→あんげん
真島→近藤隆
皆さん素晴らしいです、えろいです、泣けます、安元だけは爆笑ですｗｗｗｗｗｗ何度でも言うけどあのエンディングありなのかｗｗｗｗｗｗ
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