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2011/03/19(土)
>壱サマ
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はじめまして、中原です。 拍手にコメントを残して頂き、有難う御座いましたm(__)m
被災された気仙沼から……もう何をどう言ったらいいのか、何を言っても「他人事」のように聞こえたらごめんなさい、本当に、心中お察し致します。 情報も中々得られず、悲しみの中でご不便な暮らしをなさっているかと思いますが、壱サマも仰有る通り、「生きてて良かった」、今はその事に感謝しましょう、大丈夫です、日本だけじゃなく世界中の皆が協力してくれています。
気仙沼は本当に美しい所ですよね。 フカヒレの質の良さは世界一だ!とフランス人も言っていました。
うろ覚えで恐縮ですが、以前(数年前)NHKスペシャルか何かで気仙沼の地震対策が凄いというような内容のものを観たんです。覚えていらっしゃる方はいるかな? どこだか大学の……東大だったかな?早稲田だったかな?の、教授含めた地震と津波の研究チームが、避難訓練や津波対策の指導で東京と気仙沼を何度も往復してたんですよね。 気仙沼の青年団や地域の皆さんが集まって、専門家の先生と地図を見ながら、「ここはこっち側から逃げる」とか、「町内で独り暮らしのお年寄りがいる家は分担して回ろう」とか、近いうちに必ずくると言われていた三陸沖地震に備え、皆さんが助け合って対策を講じている姿を、番組を通して私は知っていました。 そのナレーションが、「日本で最も危機感を持って災害対策をしているところ」と紹介していたのを覚えています。 気仙沼は何も対策をしていなかったわけじゃない、日本で一番やっていたんだぞ、そういう事実を知っていたからこそ、今回の津波がもたらした被害があまりにも大きくて……あの先生達は泣いているだろうと思います、青年団の皆さんも町内会長さんも、泣いているだろうな……そう思うと、私も涙が出てきてしまいます。
これもうろ覚えですが(しっかりすれ)、今回イギリスだかアメリカだかの記者が新宿の消防署を訪問した際、12階建てビルの10階の所に赤い線が引いてあって、「壁のあの赤い横線は何ですか?」と消防士さんに訊いたところ、「あれは奥尻を襲った30mの津波のラインです」という答えが返ってきたそうです。 大都会新宿の街中で、遠い北の海で起きた津波の悲劇を忘れない為にビルに刻む日本の災害に対する意識の高さに対し、外国の記者は驚きつつ感心したという記事でした。 此処を御覧になっている方が今度新宿に行く機会がありましたら、是非消防署のビルの10階を見上げてみて下さい、あれが津波の高さです。そして想像してみて下さい、ビル郡に突如現れる津波から、どう逃げれば良いのかを。
日本は、地震に対しては揺らぎません。もう全然揺るがないし怯まない。あんなに大きな地震だったのに、高層ビルは殆どビクともしなかった。驚異的です。 ただ、やはり津波に関しては到達時間や高さに想定外が多く、どんなに対策をしていても、どんなに避難訓練をしていても、悲しいことに駄目な時はあるんです。 今回も、敵は地震ではなく津波でした。 もっと、もっと日本中で津波対策をしなければなりません。だって日本は四方八方が海なんだもん。 気仙沼のあの頻繁な避難訓練、高いレベルの災害対策を、日本各地でやるべきなんじゃないかな。
東北地方は、未だに強い余震が続いていますね。 震度5とか6とか、もうそれ余震じゃないだろと言いたくなります。 引き続き不安な日々ですが、皆で乗り切りましょう。
いやぁ、RISING SUNとは良く言ったものだよね! 太陽は必ず昇る、しかも東から昇るんだ、壱サマ、東日本の皆、頑張ろう!
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