|
2011/02/20(日)
第9地区
|
|
|
観よう観ようと積んだままだったDVD「第9地区」を漸く観た。
ヨハネスブルク上空に突如飛来した巨大な未確認飛行物体。 飛行船の内部には衰弱した宇宙人(見た目は二足歩行する甲殻類)がごっそり。 人道上これを救援すると決めた人間達は「当然」武装監視付きで一部の地域に隔離、軍人が銃を突き付け管理支配しようとするそれは共存とは言い難く、人間達は彼らを侮蔑を込めて「エビ」と呼び、元から蔓延っていたギャングによる治安の悪さもあり居住区はスラム化していく。
と、ここら辺が序盤5分くらいでざっと説明されます。後はネタバレ著しいので詳細控えますが、
面白かったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!
凄く面白かった!これは「ただのエイリアン映画」じゃない、「かわいいエイリアン映画」だっ!wwwエイリアンかわいいよエイリアンwwwwww
舞台を世界一治安の悪いヨハネスブルクにしてるとことか、シビれたね。深い。 しかしまさかエイリアン映画で泣きそうになるとは思わなかった……かわいそうで。エイリアンが。かわいそう。そしてラスト間際、主人公・ヴィカスが母船を見上げたあの表情…台詞無いのに泣ける……あれで良かったんだよね、良かったんだ。
色々真剣に語りたいところもあるのだけれど、「つまり生きてる人間以上に基地外で恐いものはない」ってことに要約される。
序盤のシュールな笑い含め、ラストの〆方含め、間違いなく良作。 「今度の休みに何かDVD観ようかなぁ」という方にオススメです、第9地区。
|
|
|