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2011/11/18(金)
シナリオはいつもデジャヴ
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↓5年前のmixi網膜剥離日記 http://m.mixi.jp/view_diary.pl?guid=ON&id=246499798&owner_id=4107679&via=list_diary_history
上記を踏まえ、 以下、本日の女医とのやり取り
医者「次の方〜、中原……さん?」 私「はい」 医者「(゜д゜)!←来やがったという顔」 私「(^ω^)ドーン」 医者「ちょっと!ついこの前ふと思い出してたの!そう言えばあの子どうしたかなぁって…確かなんかよく解んなかったんだよね?」 私「あい、意味不明のまま放置して」 医者「そうだそうだ、で、」 私「また左目です」 医者「また同じ感じ?」 私「そうです」 医者「じゃ取り敢えず眼圧と視力測ろうか」
検査技師「(^∀^)右目OK、はい次左目ね」 私「(^ω^)上、下、右、ふむふむよく見えるお」 検査技師「(^∀^)……あれ…今日診るの左目でした?」 私「(^ω^)左目ですお」 検査技師「(゜д゜)右目より見えてる…?」 私「(^ω^)水の中で目を開けてる感じですが何故かよく見えるのですお」 検査技師「(^∀^)そう…ですか…(過去のカルテ二度見)」
医者「目の中見せてね……うーん」 私「(-ω゜)眩しいです」 医者「………んー」 私「(-ω゜)眩しいな」 医者「…………いやー…」 私「(-ω゜)眩しい」
数分後
医者「(失笑)」 私「(失笑)」 医者「ごめん今回も穴が見つから無い」 私「wwwwww」 医者「wwwwww」 私「wwwww……」 医者「えーと視力は……なんでwwwwww」 私「こうしている間にもwwwどんどん視界がクリアーにwww」 医者「あのね、普通の人間はね」 私「また!まただよ!」 医者「(^∀^)………」 私「(^ω^)………」 医者「もうさ、完全に視界が欠損してから来てくれる?」 私「それ間に合うの!?網膜剥離ってそんなゆっくりしてていいの!?」 医者「あなたの場合よく解らないからwwwすみませんねwwwwww」 私「(^ω^)匙投げたな…」
目を開けるとインクが滲んで紐のように見えているのは出血で、水の中で目を開けてる感じがするのは眼球のゼリー部分に穴が開いているからで、その穴付近に引っ張られ剥がれた網膜がある筈の左目。 その剥がれて捲れた部分にビスを打つかの如くレーザーを当てるのが手術の内容。手術と言っても外来でちょちょいと済むんです。
出血もゼリーも数日間(量や個人差はあるけど大体1週間前後)掛けて自然に吸収されていくものなのだが、私の場合、5年前同様、見え辛い筈の左目の視力は何故か上がり(でもこれ多分今だけのヘイストでそのうちデフォ視力に戻る)、診察の最中に驚くべきスピードで自然治癒が始まり、またも、「よく解らない」で終わってしまいました。 よく解らないから手術もないし薬もない。先生からは「あーこれ完全に欠けてるわー見えないわー」となるまで来るなと云われ。
医者「前にも言ったと思うけど開いた穴が勝手に塞がるとか普通の人間には無いから。網膜も勝手に再生するとか絶対無いから、そういう器官じゃ無いから」 私「じゃあ必ずどっかに絶対穴が開いてて剥がれた網膜の欠片も絶対あるんですよね」 医者「見つからないけどね」 私「………」 医者「見つからないだけで」 私「あると」 医者「多分?」 私「………」 医者「…はい、すみません」 私「また来ます」
こうして私の左目に棲む漆黒の魔物は、今回も宇宙の大いなる意思の前にひれ伏した。 ただ、この封印は5年しか保たないらしい。5年後にまた新たな封印を施さねばならぬのだ。
〜完〜
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