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2010/09/26(日)
隣家に空き巣
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朝6時半、仕事に行く為に車を出していた父が、玄関先で誰かと話をしているなーと思ったらバタバタと家に戻り、徐に受話器を上げると警察を呼んだ。
私「なしたの」 父「隣の家の窓割れてて誰かが入ったあとがある。俺仕事行くからちょっとお前家の外に出て警察待っててくれる?」
……いやいや多分もう中には誰もいないとは思うけど、思うけどさ!もしいたら怖いじゃんよ!
大至急着替えて外へ出ると、近所のお婆ちゃんがひとり。 窓が割れてる事に最初に気付いた第一発見者だ。玄関先で会ったウチの父に助けを求めたとの事。成程。 2人で待つこと数分。
警察1(普通)「おはようございまーす」 警察2(柔道黒帯系)「おはようございまーす」 私「おはようございます」 警察3(眼鏡)「どこ?」 私「そこ」 警察4(池面眼鏡)「……あーほんとだ」
警察の皆さんは懐中電灯片手に室内をうかがい、家の周りを壁に沿ってぐるり。 私の家も隣家も一軒家、窓が割られていたのは丁度私の部屋の対面真下にあたる場所で、どうやら浴室らしい。
警察4「夜中さぁ、物音とかしなかった?」 私「いや…私の部屋すぐ上なんですけど全く。夜中3時過ぎまで起きてたけど全然気付かなかった」 警察1「これ昨夜かなぁ?おとといとかの可能性ない?」 お婆ちゃん「それはない。おとといは大丈夫だったから」
実はお隣さんは数日前から留守で、町内で仲良くしてるこのお婆ちゃんに、「○日から○日まで夫婦で家を空けるので、一応気にかけておいて貰えるかい?」と話していたようだ。 お婆ちゃんは毎朝毎夕、散歩のついでになんとなく見回りをしてくれていたのだけれど、今朝見たら窓が割られているのに気付き、そこへ丁度ウチの父が車を出そうと家の外へ出たので、「ああお兄さん(父をそう呼ぶ)!お隣さんの窓ちょっと見てくれる?」と呼んだのだ。 父が見に行くと、一階の浴室の窓が割られており、「ほんとだ……まさか開いたりして…」等と不用心にも程があるのだが素手で窓開けちゃっt
警察1「……えっ!?お父さん窓開けちゃったの?」 私「あい」 警察2「素手で?」 私「素手で」 警察3「(苦笑)」 警察4「(苦笑)」 警察1「………多分お父さんの指紋も後日採らせて貰うと思うよ…」 私「…ですよねー」 警察2「あのね…あんまり歩いたり触ったりさ…」 私「ですよねー(白目)」
そんなこんなで鑑識も到着したわけですが、なんせお隣さんが留守なものですから、連絡がつかない以上警察と言えど勝手に室内に入るわけにはいかず。
警察1「出来ることがないんですよね」 私「わかります」 警察1「取り敢えず割れてる箇所はガムテで塞いで……ああ、浴室から入って1F裏のベランダから出たみたいです、鍵開いてました」 私「マジですか」 警察1「夜中パトロール強化しますし、大丈夫かとは思いますがお隣さんはそのままにしていきます。郵便受けに警察来たよってメモ残したんで、お隣さん帰って来たらまた改めて我々来ますから」 私「わかりました、有難うございました」
……こんな日曜の朝でした。 皆さんも戸締まりだけはしっかりと……数日家を空けるなら、わざと玄関灯を点けていくとか、センサーで点灯するライトを窓下に設置するとか、まずは自衛しましょう。 電気代勿体ないとか防犯の為の費用をケチったりしないでね?そこじゃなく別なところを節約すれば良いのだから。
取り敢えずウチの父がなんも考えて行動しないおっさんなのはよく解った。
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