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2010/08/20(金)
今クールのドラマ
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もうどれも佳境ですけどね、私は「GOLD」と「ホタルノヒカリ2」と、あとこの1年通しての「龍馬伝」、3本しか観てません。 今更ながら「ジョーカー」観とけば良かったな(´・ω・`)
「GOLD」いいね!各回しびれる! PTAやら教育委員会だけでなく一般視聴者からも叩かれることの多い野島伸司脚本ですが、私は好きです。
野島さんが言わせたい、世間にぶつけたいあの数々の問題発言を吐かせるのに、天海祐希を使ったのも大正解ですしね。 彼女の持つ"強くて真っ直ぐな女のイメージ"が、観てる視聴者に「天海姐さんなら仕方ない」「天海姐さんなら言う」みたいな一種の免罪符となって、キャラクターに説得力を持たせているのだと実感します。
強く張りつめたキャラの天海祐希とは対照的に、息抜き要員として長澤まさみを起用したのも大正解。 長澤まさみは今作で、前に出過ぎず下がり過ぎないというポジションも出来る子なんだなと、芝居の評価上がったんじゃないでしょうか。 あの年頃の女優さんてさ、大概どいつもこいつも前に出たがるというか、主張大き過ぎて観てる此方がげんなりする事も多いのに(現に前大河での長澤まさみは鼻についた…あれはNHKの担当が頭悪いのか事務所の注文か、はたまた脚本家や演出家の責任もあるかと)、今回彼女は凄く良い位置をキープ出来てると思います。
天海祐希も長澤まさみも良いですが、しかし何といってもですよ、綾野剛くんの役者としての魅力を再確認出来たのが、ドラマ「GOLD」の一番の収穫だったと断言します。 野島さんも多分、彼の持つ雰囲気にメロメロな筈だ。彼は野島脚本に持ってこいだ。 野島さんだけじゃない、脚本家は彼を使いたいが為に本を書きたいし、監督やカメラマンは彼を録りたい筈だ。彼にはそういう魅力がある。
綾野剛をポスト小栗旬だなどと書いているライターもいるようですが、綾野剛は小栗旬より使い勝手良いぞ、きっと。
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