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2009/12/02(水)
バトラーアイザックの○○な話B
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「そしてぇかぁがやぁくウッルットッラ」 「ゴッサム!」 「…………」 「失礼、誰か噂でもしているのかな」 「くしゃみ!?今のくしゃみなの!?」 「心配いらないよ人形使い、今夜は君を湯たんぽがわりに抱き締めて眠ろうと思うから」 「いやいやいや僕は君の心配なんか未だかつて一度たりともした事ないし君が僕を抱き締めて寝る許可も出した覚えないよ」 「それはそうと、何をしているのかね」 「クリスマスパーティーの招待状を書いて……ちょっと何勝手に一枚失敬しようとしてんの」 「いいじゃないか、どうせ私にもくれるんだから」 「誰がいつどこで地球が何回まわった時に君を招待すると言ったんだよ」 「エステル嬢宛のはあるじゃないか……彼女は冬コミ修羅場中だから来ないと思うよ」 「だからなんで君がエステルのスケジュールを把握してんだよ」 「大体、パーティーなんか何処でやろうって言うのかね。この我々の塔で?」 「悪い?」 「さて悪いかと訊かれれば……ふむ、君確か去年、年末年始は雪山で過ごしたいとボヤいてなかったかな?」 「…ああ、毎年教皇庁の連中は旅行なのにどうして僕らは居酒屋だのカラオケだの、しょっぱい忘年会と新年会なのかと」 「そうそう、雪山で遭難した我々は管理小屋で裸で暖め合うんだったね」 「それは君の妄想だろ」 「兎に角、いっそのこと教皇庁の皆さんと雪山へ行くのはどうかな」 「……教皇庁の連中はさ、確かボルジア家所有のゲレンデがあったけどさ、僕らそんなの持ってないじゃん」 「私を誰だと思っているのかね」 「ロンゲの変態ジジィ」 「………伊達に長生きはしていない証拠に、世界中のセレブに顔が利くんだよ」 「どっかの山借りれんの?」 「まぁ任しておきたまえ。君は教皇庁へ連絡を入れておいてくれたまえよ?」
糸売 く
……続くんです。
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